温泉/東北の温泉

弘前周辺の温泉密集地 青森の秘湯 1(2ページ目)

青森県は鹿児島と並び温泉の多い県で町々に良い温泉があります。再訪も交えて温泉巡りをしました。

執筆者:郡司 勇

8 OK温泉   仮設  褐色、苦味、モール臭 

ある建設会社が設置した社員厚生施設の温泉。プレハブの建築に木製の大きな浴槽が1つありなかなか良いモール泉が掛け流しで入れられている。昼の時間であったが入浴者が3人居て人気があるのだと思った。コイン箱に金額を入れて入浴する。褐色、苦味あり、モール臭と観察した。近くの岩木温泉に比べずっと良い湯でつるつるの浴感もある。7月6日から9月末までの開放と明記されている。冬は無くなってしまうのだろうか?良い湯なので残念である。

9宝温泉 ビジネスホテル風銭湯 つるつるやや強し 

黒石インターの近くにあるビジネスホテルを併設した温泉銭湯。数こなしのつもりで気軽に行くとなかなか良い湯であった。41.7度の単純泉であるが成分がNa2CO3系でCO3が96.6mgの66.6%も含まれている。成分総量は472mgであるがさすがに炭酸イオンの感触が良く出ておりつるつるやや強しのとろとろとした良い感触である。薄黄色透明、微苦味、無臭と個性はほとんど少ないが体感感触のみ突出した良い物であった。掛け流しであるがやや加熱だと観察した。

10高賀野温泉  窓より見学  
 
高賀野温泉はかつて開放していたそうであるが現在は源泉から各住宅へ配管が完了して、開放は終わったそうである。聞き込みにお邪魔した家のおばあちゃんに案内してもらい源泉に行くと施錠された仮設風のバラック建築が建っていた。窓から覗くとコンクリートの鄙びた浴槽で入浴したかったが断念した。窓を明けると硫黄臭を感じたが油臭かも知れない。なにせ湯に触れていないのではっきりとは判明しない。帰りに案内してくれた家で入浴させてくれることになったが遠慮した。次回残っていればあの源泉で許可を取って入浴したい。この後2つの源泉を調査するが枯渇や、不明で残念。

11長寿温泉  再訪  

温湯温泉の近くにある1軒宿の温泉旅館。以前温湯温泉の客舎に泊まり早朝に行ったが記憶が薄くなっていたので再訪した。円形の浴槽にオーバーフローの多い半循環である。透明、無味、無臭の個性の無い湯であった。

12小川添(井戸沢)温泉 源泉鉄管垂れ流し  25~28度
   
地質誌に共同湯利用として載っていたので行ってみた。土地の人に聞くと源泉掘り放しであるという。期待を持って行くが透明、無味、無臭の25度前後の温泉とおぼしきものが大量に鉄管から流れ放しになっていた。すこし上流の大河原が大量掛け流しの温泉であったがここはどうやら温度が低く捨てられたと思われる。次にこの下流(中野)の神社脇の源泉を訪れるが2.30年前で洪水で廃業したとのこと。神社に一人で参詣していたきれいな女性が親切に教えてくれた。

13 個人宅温泉   これはプリミティブ
 
虹の湖周辺は鉱泉誌によると源泉の宝庫でたくさん10個ほど記載されているが深く調査する訳ではないので「どこか分かれば行ってみよう」的な気楽な気持ちで行ってみた。アイス売りのおばちゃんに聞いた話で個人宅の温泉に行く。幸運であったのか所有者が居て「入って行けー」と許可が出た。浴室をみて感動した。一部に湧出口がありその湯面と浴槽が一体化しているタイプの浴槽である。ちょうど薬研温泉のかっぱの湯とおなじ方式である。透明の清澄な湯で底がきれいに見える。奥津温泉の鍵湯とまったく同じような天然岩と玉砂利をコンクリートで固めた底である。やや熱めの湯で浴槽が清潔で、掛け流しで浴室のバラックの造りも瀟洒で総合的に満足した。泉質は単純泉で個性のないものであるが周囲の全環境から醸し出される良い温泉の雰囲気に圧倒された。なかなか文章では伝わりにくいものである。

この後二庄内温泉へ行こうとするが道路が破壊しており到達不能。途中で車を停めダムを遠望するところまで徒歩で行くが、あまりの高低差にやめた。20センチほどの深さの車が浮き上がりそうな水溜りや、70センチはあろうかというわだちに苦労し、帰りのほうが困難であった。1回亀の甲のように動輪が浮き底を掘って脱出する。そのときは夢中であったが後で思うと楽しい記憶。

14富士ドライブイン温泉  

何年も休業していて、いつも入れずにいた温泉。今回は許可を得た。やっとの入浴となる。板留温泉と同系の清澄な芒硝系の単純泉。透明、無味、無臭 総計200mgの56.5度である。綺麗な白いタイル浴槽に掛け流しで入れられていて熱い湯となっている。冷ましている時間がないので我慢して入る。
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