台北/台北旅行のモデルプラン

何が何でも美食主義!台北グルメ攻略プラン(3ページ目)

台湾旅行の目的はグルメ! という方、たくさんいますよね。本当に台湾は楽しいグルメの街。ディナーだけなんて勿体ない! 朝・昼・晩・スイーツと、本気で台湾中華を楽しむモデルプランをご紹介します!

保谷 早優怜

執筆者:保谷 早優怜

台湾ガイド

これを食べないで日本へは帰れません!中国宮廷菓子『京兆尹』

京兆尹夜景
京兆尹の外観。赤い柱や提灯が華やか。
香港の人気俳優、劉徳華(アンディ・ラウ)や張学友(ジャッキー・チョン)などもお気に入りの店で、上品な中華宮廷菓子を堪能しませんか? 『京兆尹(ジンチャオイン)』は、中華美食展コンテストや観光局主催美食コンテストのスイーツ部門で金賞を獲得したことがある宮廷料理のお店。ここでは、清代から伝わる美味しい中国宮廷菓子がいただけるんです。建物の外観も内装もワクワクするほど中華風なので、旅気分も盛り上がります。

驢打涼兒
驢打涼兒・110元(約400円)。
『驢打涼兒(リューダアグァー)』は北京の伝統的なお菓子。小豆とナツメで作った餡をもち米をすりつぶしたものでくるみ、きな粉をまぶしてあります。このお菓子の名前は直訳すると「ロバ(驢)が寝転ぶ」という意味。黄色い砂の上で寝転んで遊ぶロバの姿に似てるからなのだそう。柔らかい食感と口の中に広がる甘さがなんとも言えません。キンモクセイの花から作られたソースをかけていただきます。

豌豆黄兒
桂花涼糕・110元(約400円)
『桂花涼糕(グェホアリャンガオ)』はもち米をすりつぶしたもので小豆餡をくるんだお菓子です。こちらもキンモクセイの花から作られたソースをかけていただきます。素材の味を上手く引き出した上品で優しい味わいです。

豌豆黄兒
豌豆黄兒 ・110元(約400円)
『豌豆黄兒 (ワンドウホァール)』はえんどう豆の羊羹です。清代の西太后(慈喜皇后)は晩年、この繊細な味わいと口解けのよいお菓子をとても好まれていたのだとか。クチナシで黄色い色をつけていますが、この鮮やかな色やなめらかな口当たりを壊さないように、火加減や水加減、火をつけるタイミングなどに細心の注意を払って作られています。

乙女心をくすぐるような可愛いお菓子の数々。大勢で行けばいろんなお菓子を試すことができます。上品な味わいのお菓子は、午後のお茶の時間にぴったりです。

<DATA>
京兆尹(ジンチャオイン)
  • 所在地:台北市四維路18號(最寄り駅 MRT忠孝敦化駅)
  • TEL:(02) 2701-3225
  • 営業時間 :日~木10:00~21:30 金・土・祝日は22:00まで。
  • 定休日:旧暦の大晦日のみ休業(2008年は2月6日)


次ページでは、1日のはじまりは『洪記豆漿大王』で腹ごしらえ!をご紹介します。
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