台湾の北部に位置する港町、「基隆」。台北から電車で30分、バスでも1時間弱ほどで行ける場所です。ふらっと行ける基隆、日帰り散策に出かけてみませんか。
ふらっと出かける基隆、前編と後編でお届けします。前編では高台にある中正公園と中元祭典文物館(主普壇)を、後編では基隆の穴場を紹介します。

基隆はこんな街

天然の良港、基隆港
台湾北部にある基隆は、港町として栄えた街。かつては「鶏籠」と言われ、後に”基地昌隆(繁栄する基となる)”という意味の「基隆」という文字にかわりました。南部の高雄港の発展に反比例して基隆のにぎわいは衰えていったものの、今でも基隆港を中心に街が広がっています。

基隆は三方を山に囲まれているため、交通が不便な時代であっても海を通じての経済や文化交流に恵まれて発展してきました。現在でも巨大タンカーや客船などが出入りする国際港湾として、港としての機能は保たれています。石垣島からのフェリーもこの基隆港に到着します。

また、基隆といえば雨降りの日が多いことでも有名です。10月頃から4月初め頃まで、小雨の日が特に多く、傘が手放せません。基隆は雨が多いことから「雨港」とも言われているほどです。どんよりと雲が低く立ちこめる日も多いのですが、晴れた日は海の日差しがきつく感じられるので、やはり傘があると便利です。

基隆市で港以外に有名なものは、廟口夜市です。夕方から夜にかけて大にぎわいの夜市からは、数々の名物フードが誕生しています。午後台北を出発して基隆市内をまわり、夕方この夜市をひやかしてから台北に戻るという、小旅行的な楽しみ方ができるのも、基隆の魅力です。

基隆へのアクセス(台北を起点に)

台北から鉄道(台鐵)で30分ほど。普通列車の運賃で43元。自強号でも基隆へ行けます。普通列車は本数が多いものの、運行間隔にばらつきがあるのでお気をつけください。

バスも、高速道路を通って基隆へ行く路線と、一般道をいく路線バスがあります。本数の多いバスもオススメです。中でも國光客運バスが便利です。台北東バスターミナルから10~15分間隔で運行。運賃は51元。他、公館や世界貿易中心からは福和客運バス(約20分間隔で運行)、行天宮や松江路からも福和客運バス(約20分間隔で運行)で行けます。いずれも運賃は40~50元。

淡水から海岸線を通って基隆へ向かう基隆汽車客運のバスに乗れば景色も楽しめるし、バス旅行の気分が味わえます。20~30分に1本の運行(時間帯によって違う)で、片道165元。のんびりとバスの旅を楽しみたい方はこちらの路線にチェレンジしてみてください。

基隆市内の移動や九{イ分}、金瓜石、金山、碧砂漁港などへは基隆市公車(市営バス)や基隆汽車客運でアクセスできます。台鐵の基隆駅前バスターミナルを起点にしているので便利です。

  • 台鐵の時刻表検索(北京語)
  • 台鐵の時刻表検索(英語)
  • 國光客運(北京語)
  • 基隆汽車客運(北京語)
  • 基隆汽車客運<淡水=基隆>の路線図

    では、次のページ中正公園を紹介します。


    *関連リンク*
  • エリア別ガイド・情報(All About台湾)


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