周杰倫(ジェイ・チョウ:Jay Chou)は、台湾が誇るアジアで大人気のアーティスト。Jayの初出演映画が、2005年9月17日より公開の『頭文字D THE MOVIE』(香港映画)。この公開に先駆けてJayが来日。そして、8月31日には日本でアルバムも発売となるのを記念して、東京都内のホテルの会場でミニ・ライブも行われた。
今回は、Jayのミニ・ライブの模様を掲載。台湾を代表するJayを、All About台湾で取り上げてみる!
*Jayのインタビュー、およびJayが出演した映画『頭文字D THE MOVIE』の記者会見の模様、映画監督(アンドリュー・ラウ、アラン・マックの両監督)はじめ出演者のエディソン・チャン、ショーン・ユーのインタビュー記事は、映画公開前に掲載の予定(2005年9月12日頃)。
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周杰倫(ジェイ・チョウ:Jay Chou)、日本デビューアルバムはコレ!
アルバムジャケットは、映画でも乗っていたハチロクで。写真提供:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル |
また、初回生産限定盤には7曲のミュージックビデオと『頭文字D THE MOVIE』香港版予告編を収録したDVD付き。
<収録曲とJayによるコメント(資料提供:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)>
1) 可愛い女(ひと)/可愛女人
→デビューアルバムに収録。今、聞き直しても満足のいく出来だと思う。
2) ブラックユーモア/黒色幽黙
→キーが高いので、カラオケで歌うのはかなり難しいかも。
3) 忍者
→当時、「影武者」のテレビゲームにはまっていて、それをイメージして書いた曲。
4) ヌンチャク/雙截棍
→カンフーっぽい雰囲気、Hip Hop、ロックテイストな曲。ブルース・リーに捧げた曲。
5) 最後の戦い/最後的戦役
→戦争をテーマにしたミュージックビデオを作りたくて書いた曲。ミュージックビデオはタイで撮影。
6) 父の名で/以父之名
→ゴットファーザーにインスパイアされて作曲。ミュージックビデオは映画さながらにイタリアで撮影。
7) 東風(こち)吹かば/東風破
→毎回、アルバムには中国風な曲をいれる。若い人だけでなく幅広い層の人に好かれている曲。
8) 二刀流/雙刀
→ミュージックビデオでは、留学生が子供を助ける正義の味方を演じている。
9) シルクジャスミン/七里香
→映画『頭文字D THE MOVIE』撮影中に作曲。和っぽいテイストが入っている。撮影中に何日も雨が降って、撮影が延期になっている間だったので、歌詞の中にも「雨の夜」という行を入れた。
10) おばあちゃん/外婆
→僕のおばあちゃんも見に来てくれていた、金曲賞を受賞できなかった時の思いを歌にした。
11) Drifting/飄移
→このアルバムの中で最もHip Hop的な曲。
12) All The Way North/一路向北
→映画が完成した後に、映画のエンディングを思い描きながら書き下ろした、ちょっとブリティッシュ・ロックのテイストっぽい曲。
私のリクエスト、リスペクトのポーズをしてくれたJay。このところ、Jayのお気に入りサインは親指と人差し指を出してのピストル型。そこであえて写真のポーズをお願いした。
都内でのミニ・ライブ
8月30日に行われた映画『頭文字D THE MOVIE』の会見でのJay。この後、ファンを招いてのミニ・ライブが行われた。映画の会見模様は後日掲載予定 |
Jayのミニ・ライブは、2005年8月30日、都内のホテルで行われた。映画の記者会見が終わったあと、ファンを招待してのミニ・ライブ。会場には、抽選で招待されたJayのファンが続々入場。浴衣を着ているファンも多く、成田空港でJayの到着を一目見ようと集まったファンの中で、浴衣を着ていこうと打ち合わせたとか。
横断幕やうちわでJayを応援するファンのみなさんは、いずれJayが日本でコンサートを開いてくれることを心から期待しているそうだ。台湾で、Jayの歌を聞いて以来ファンになったという方も多く、日本でのJayのコンサートが実現することを本当に心待ちにしているとのこと。
さあ、ミニ・ライブがスタート。オープニング映像で映画のシーンが流れた後、「父の名で」のミュージックビデオが流れる。マフィアをモデルにした渋い映像に、ファンの歓声とため息が聞こえてくる。
ブーツまで白でキメて |
会場が明るくなってJayが登場! 白い細身のスーツ。独特のセンスがJayの魅力をさらにアップしているよう。登場とともに、ファンからアツい声援と熱狂的な歓声。少し照れているようにもみえるJay。
「日本の朋友が空港まで来てくれて、本当に嬉しい。感動です」と挨拶をするJay。「今の気持ちからして、今晩は眠れそうにないかも」と、来日してファンに応援される嬉しさを語っていた。
Jayのオシャレ
この日のJayは、白い細身のスーツ、黒いVネックのシャツ、ネックレス、指輪、白いブーツといったいでたち。指輪は右手の人差し指に一つだけ。黒っぽい石の周りにダイヤのように輝く石がちりばめられたもの。
ネックレスは銀色のチェーンに彫刻チックな大降りのヘッドが付いたもの。
白いウェスタンブーツ。足下まで気を抜かないオシャレぶり。
エレベータで偶然一緒に乗り合わせた時、Jayは代官山へ行きたい、と話していたのを小耳に挟む。洋服やアクセサリーが好きなJay、オシャレな街のチェックも気になっていた感じ。
では、2ページでJayのピアノ弾き語り、記者からの質問とJayの答えを掲載。
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