ロンドンで、「和」の魅力を再発見(2ページ目)

セレブも御用達！ 新感覚炉端焼き ROKA

ロンドンのシャーロット・ストリート界隈は、広告、デザイン、テレビ関係などクリエイティブな業界のオフィスが集まる一角。場所柄、ギョーカイ人御用達の、美味しくてオシャレなお店が並びます。今回ご紹介するROKA（ロカ）もその代表格。

ざっと見渡したところ、日本人のお客さんはゼロ。場所柄と値段設定から、ファッショナブルな富裕層がメインの客層のようです。取材に訪れたのは、木曜の夜10時過ぎ。なのにお店は満席で、次々とお客さんが入ってくる盛況ぶり。オープン以来、今でも予約困難な人気スポットです。

厨房、フロアとも、スタッフに日本人らしき人は少なかったようですが、お料理のクオリティーはかなり本格的です。土佐酢でいただく生牡蠣は熊本産、そしてお刺身には、いただく直前に生わさびをおろしてくれるなど、食材にもこだわりがあるようです。

お店の中心となる、炉端焼きグリルを囲むカウンター

お店一番のウリである、Robata（炉端焼き）メニューは、お手頃な「Yakitori-Negima yaki（焼き鳥ネギ間焼き）」（4.90ポンド）から「Wagyu Robata（和牛炉端）」（68ポンド）など高級メニューまで。上の写真でご紹介した「Kankoku Fu Kohitsuji（韓国風子羊）」（18.90ポンド）は、香ばしく焼き上げたやわらかラムと、ピリ辛のコチジャンが絶妙にマッチした人気の一品。直径５センチはありそうな、プリプリのホタテ貝もオススメです。

「Foie Gras No Umeshu Fumi（フォアグラの梅酒風味）」（12.60ポンド）左手奥の黒いものが、カリカリで美味な海草ブレッド

そのほか、各種お刺身、寿司、てんぷらなどスタンダードな和食メニューを中心に、和洋折衷のモダン和食の一品料理がそろいます。

お寿司の単品は「Kappa(かっぱ巻き)」（3.60ポンド）から、キャビアの乗った「Wagyu Gunkan（和牛軍艦）」（15.90ポンド）まで幅広く、天ぷらのリストの中には「Isaebi no Tempura（イセエビのてんぷら）」（28.90ポンド）も。

ゆずとショウガがサワヤカな「Hamachi no Tartar（ハマチのタルタル）」（9.90ポンド）

モダン和食メニューは、アップル風味のマスタード・ソースでいただく「Maguro No Tataki（マグロのたたきサラダ）」（10．60ポンド）や、梅酒漬けの濃厚なフォアグラに、カリカリの海草ブレッドがそえられた「フォアグラの梅酒風味」（12.60ポンド）、そしてショウガとゆずが効いたドレッシング仕立てのソースに、カリカリの極薄おかきでいただく「Hamachi no Tartar（ハマチのタルタル）」（9.90ポンド）など、日本とヨーロッパの食材やレシピが見事に融合された品々ばかりです。

予算は、一人65ポンド（約１万3000円）からが目安。ストレートな正統派和食メニューも良いけれど、ここではやはり、お得意の炉端焼きとモダン和食メニューを試してみてくださいね。

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クリエイティブ業界エリアのど真ん中。シンプルでシックな外観です

ロカ (ROKA)
所在地：　37 Charlotte Street, London W1T 1RR
電話：　020 7580 6464
最寄り駅：　グッジ・ストリート駅　徒歩５分
営業時間：　月～金　12：00～15：30／17：30～23：30
土　12：30～23：30、　日　12：30～22：30
予算：　65ポンド（約１万3000円）～

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