ロンドンで自転車に乗るときは……
ロンドンの街で見かけるサイクリストのいでたち。車道を走るときはヘルメットを着用します |
ロンドン市内でも行政区(borough)によって微妙に解釈が異なるようで、「歩行者の危険になるようなスピードを出さなければ、歩道を走っても良い」というところもあれば、「どんな例外も認めない」と厳しいところまで様々です。でも、違反切符を切られてしまったら罰金は30ポンド。出来る限り車道を走るのが無難なようです。
そんなわけで、ロンドンで見かけるサイクリストは、さながら「ツール・ド・フランス」仕様。ヘルメットに防塵マスク、がお約束で、サイクリング・パンツやグローブ着用の「本気サイクリスト」も少なくありません。
日本風のいわゆる「ママチャリ」で、歩道を走りなれた日本人にとっては、乱暴なドライバーや意地悪なバスがビュンビュン走る大通りは、ちょっと怖いかもしれません。
そこでロンドン交通局では、自転車用のレーンがある道路や、交通量の少ない道路が一目で分かる、サイクリング用の地図を用意しています。"target="_blank">ジャーニー・プランナーで「自転車」を選択すると、目的地までのおすすめルートが出てきて便利です。地域ごとのサイクリング・マップもここから無料で注文できますよ。
サイクリングにでかけよう! おすすめのサイクリングコース
サイクリング用のコースなら、自動車の心配なくサイクリングが楽しめます |
さあ、お天気がよくて気持ちのいいロンドンの夏、サイクリングに出かけてみましょう!
サイクリング用コースのすぐ隣には、馬が |
英国王室所有の公園を管理するロイヤル・パークス(Royal Parks)のウェブサイトでは、トップページのドロップダウン・メニューから公園を選んで、それぞれの地図をクリックすると、サイクリングルートが見られます。
夏には水辺のサイクリングも気持ちいいですね。テムズ川の両岸は広々とした遊歩道が続いているので、景色を眺めながら、のんびりサイクリングを楽しめます。
リトル・ヴェニス(Little Venice)からロンドン動物園を通るリージェンツ運河(Regent's Canal)沿いの遊歩道も、のどかなサイクリングにピッタリの気持ちいいコースです。ただし、この歩道は細いうえに柵がないので、うっかり運河に落ちないように、くれぐれもご注意を!
ロンドン・サイクリスト協会では、ロンドンのおすすめサイクリング・ルートを紹介しています。こちらを参考に、気に入ったコースを見つけてくださいね。
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