とっても簡単! Oyster の申し込みとtop-up
地下鉄の駅にあるマシーンで、ラクラクtop-up |
Oysterの申し込みは、窓口でその旨を告げるとスグに手続きが完了します。プリペイドの額は自分で決められますので、たとえば10ポンド分買いたい場合には「オイスターを10ポンド分ください」(Oyster with ten pounds, please)と頼むと、10ポンドに保証金(deposit)として3ポンドを加えた13ポンドを支払います。この3ポンドは、カードが不要になって返却する時に窓口で返金してもらえます。
長期滞在の場合、Top-upや定期をオンラインで更新する時やカードを紛失してしまった時のために、申し込みと同時にカードを登録しておくと便利です。登録用紙(Oyster card registration form)をもらい、 氏名、住所、電話番号、Eメールアドレスと、本人認証のためのパスワードを記入して、署名するだけで完了です。
カードをもらったら、次回からのtop-upは窓口でなくてもOK。駅の切符売り場に設置してある専用マシーンや切符販売機で、簡単に手続きができます。黄色のカードリーダーにOysterをかざすと残高が表示されるので、好きな額だけ現金かデビットカード、クレジットカードで支払います。
駅以外の売り場は、街のニュースエージェントが多く、購入可能なお店の前には看板が出ています。
ロンドン交通局のウェブサイトの購入ページから希望の使い方を選び、画面の指示に従います。選択肢の3番目「Pay as you go with auto top-up」というのは、あらかじめ自分のクレジットカード番号を登録しておいて、Oysterの残金が少なくなったら自動的にtop-upされるというシステムです。頻繁にtop-upが必要で、手続きがいちいち面倒、という人には便利なオプションですね。
窓口に並ぶ手間が省けて便利ですが、オンラインで手続きした内容がカードに反映されるには、24時間かかるので注意してください。
Oysterの専用番号(0870 849 9999)にかけて、指示に従ってください。電話の手続きもオンラインと同様、更新内容が反映されるまでに24時間かかります。
意外と知らない? Oysterの落とし穴!
Oysterが使えない路線がある?! よ~く確認してから乗りましょう |
もちろん、乗る前に運賃を確認するのは当然ですが、キセルするつもりはなくても、たまたま乗り越しに気づかなかったり、乗車中に行き先が変わってしまうこともありますね。
では、捕まってしまったら、どうするか?……思い切りつたない英語で「ごめんなさい、知りませんでした」と謝ってみると、優しい係員さんなら、外国人だからと大目に見て、乗り越し分の支払いだけで見逃してくれることはあります。でも、厳しい係員さんに当たってしまった場合は、素直に罰金(20ポンド!)を支払うしかありません。
定期券にプリペイド機能のついたOysterなら、こんな抜き打ち検査も怖くないハズ!なのですが、実は意外と知られていない盲点がありました。もちろん駅で配布されている案内書やウェブサイトにも書いてあるのですが、意外と見落としがちなポイントです。
それは、「Oysterが適用されない路線がある」という事実!
正確に言うと、「鉄道(National Rail)では一部の区間を除いてはPay as you goのOysterは無効」なのです。ロンドン市内なら全ての交通機関でOK!というイメージの強いOysterですが、定期券のOysterは受け付けるのに、Pay as you goのOysterはダメ、という路線があるのです。
現在、Pay as you go のOysterが利用できる区間は10区間のみとなっています。詳細は、ロンドン交通局のウェブサイトで確認できます。
これを知らないと、あなたも20ポンドの罰金を支払うハメになってしまうかも知れません。よ~く確認してからお出かけくださいね。
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【関連リンク】
Transport For London(ロンドン交通局)(英語)
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