香港/香港のグルメ・レストラン

香港美食レストラン vol.14【尖沙咀】 NO MSGレストラン「思家菜館」

MSG(化学調味料)だらけの香港の食事ですが、最近はNO MSGをかかげるレストランも少しずつ増えています。今回は尖沙咀の素敵なレストラン「思家菜館」を紹介します。

執筆者:矢澤 有紀子


MSG(化学調味料)を使っていない「思家菜館」

思家菜館店内
店内に「思家菜」と書かれた大きな看板あり
MSG(化学調味料)だらけの香港の食事ですが、最近はNO MSGをかかげるレストランも少しずつ増えています。今回は尖沙咀の素敵なレストラン「思家菜館(シーガーチョイグン)」を紹介します。

香港でここ数年はやっている私房菜(シーフォンチョイ、プライベートレストラン)っぽい雰囲気を漂わせながら、予約なしでも空いていれば入れるお店です。尖沙咀のホリデイ・イン・ゴールデンマイルや重慶大廈(チョンキンマンション)の裏手に位置し、KCR尖東駅からも行きやすい場所なので、使い勝手のいいレストランですね。


目でも舌でも楽しめる、素敵な料理の数々

「思家菜館」では、比較的安いコース(138HK$、プロモーションしているときにあります)から、高いコース料理がいろいろと用意されています。今回は、198HK$のコース料理を紹介します。10月のメニューですので、毎月少しずつ違った料理となるでしょうから、参考までご覧ください。

料理は、広東料理がベースの創作中華料理。198HK$のコース内容は、前菜が4品、スープ1品、メインが6品、デザートが1品とかなり豪華。女性4人で行きましたが、みんなお腹いっぱいになり大満足でしたよ!

前菜4品
色鮮やかな前菜4品
きれいで美味しそうな前菜4品には、「甜言蜜語」や「辣辣芋絲」などといった味付けと合った4文字のきれいな名前がつけられていて、「あまい、酸っぱい、苦い、辛い」の4つの味が楽しめます。
魚のスープ
上品な味の魚のスープ
魚のスープはちょっと苦手な私ですが、「思家菜館」の魚スープは生臭くなく、とても上品な味で美味しかったです!きっと丁寧に作られているのでしょうね。
エビ&カニ
エビ料理(手前)とリンゴ味のカニ料理
あつあつ&プリプリのエビは、鍋の中にこれまた熱い石が一緒に入っていて、保温効果もありでした。カニ料理は青リンゴソース味。ちょっと不思議な味で、青リンゴの酸味が効いていました。
かぼちゃ
かわいらしいかぼちゃの入れ物
かぼちゃの中には、やわらかく煮込まれた牛肉が!入れ物のかぼちゃの身をけずって食べても美味しかったです。
アスパラガス
お魚でアスパラガスを巻いてます。
これまたきれいなお料理ですが、広東料理でよく使う魚の石斑(ハタの一種)でアスパラガスを巻いているのです。
合桃露
クルミでできたデザート
デザートは、合桃露(ハップトウロウ)。クルミでできたお汁粉のようなデザートで、中にナタデココが入っていました。体に良さそうなデザートですね。
予約なしでふらっと行ったら、入れなかったこともあるので、確実に行きたい場合はぜひ予約をしてから行ってください。
思家菜館入り口
外観は黒が基調で、ちょっと暗め。でもすぐにわかりますよ!
「思家菜館」 住所     香港九龍尖沙咀棉登徑8號、3及4號舗         Shop 3 & 4,G/F,8 Minden Avenue,T.S.T 電話     2865-5998 営業時間  6:00pm~ (宴会などが入ってる場合もあるので、電話確認してください)



※1HK$=約13.5円(2004年11月現在)



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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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