コンサート前、明星が会場入りするときが、サインをもらったり、一緒に写真を撮ったり、ちょっとお話できるいちばんのチャンスです。ファンクラブ経由だと、だいたい何時に会場入りするといった情報をもってる人がいるので、明星の入り待ちをしてるような人がいれば話しかけてきいてみるとよいでしょう。
人にもよりますが、午後3時~5時ぐらいに会場入りするようです。ファンの数が異常に多かったり、遅刻したりなどといったことがない限り、明星が待ってるファンのほうに来てくれます。
写真は今年1月にあった張学友(ジャッキー・チュン)の会場入り前です。世界各国から駆けつけたファンと楽しそうにお話したり、写真を一緒に撮ってくれたりとひとりひとりと丁寧に接していました。場所はホンハム駅からコロシアムへの横断歩道を渡ったところある、コロシアムの関係者出入り口になります。
たいてい午後6時前後には「拝神」という儀式を行うために、同じ関係者出入り口に明星が現れます。豚の丸焼きをお供えしたり、線香をあげてコンサートの無事を祈るものです。ファンが待ってる位置からも写真を撮ったりはできる距離ですが、このときはファンの方へ来てくれたりはしないので、見てるだけです。でも多少近くで見れるのでファンにはうれしい限りでしょうか。
コンサート前に晩ご飯
コロシアムでのコンサートはほとんどが午後8時15分スタートです(終了は23時半前後)。通常それから15分は遅れてスタートします。どうやら香港のお客さんはギリギリにならないと来ないからのようですが、ひどいときは30分ぐらい遅れてのスタートなので、8時15分に会場に着くぐらいに行くとちょうど良かったりします。それまでに会場の近くで食事を済ませておくことをおすすめします。
会場近くの尖沙咀東にはいろいろなレストランや香港のファミレス的な茶餐廳もあって選択肢が多くていいのですが、私のおすすめはホンハム駅真向かいにあるショッピングセンター「國際都會」(The Metropolis)です。2002年12月にグランドオープンし、少しずつお店が増えています。週末は若手の明星のイベントがよく行われているところです。國際都會内に入ってるレストランやお店では、コンサートチケットをもっていると1割引にしてくれるところも。割引OKの店のリストは、國際都會インフォメーションセンターにあります。
いくつかある店のなかでも、待ち合わせに便利な入り口近くの日系「Cafe Colorado」や、茶餐廳よりはちょっと上だけど庶民的な雰囲気の「小魚滋味」などがおすすめ。「小魚滋味」は魚のスープを使った一品料理があり、またセットメニューも多く、デザートも揃っているので、個人でもグループでも楽しめます。またこの國際都會にはかなり大きなシンガポール系のフードコート「KOPITIAM」もあるので、少人数でも大人数でも席の心配がなく、料理の選択肢もいろいろあります。