会場に入る前に、まず持ち物を確認しましょう。コンサートを盛り上げるための蛍光棒は場外で10HK$で売っています。香港コロシアム内は冷房がキツイので、長袖の上着やストールは必ず持参したほうが良いです。3時間ずっと震えてたなんてことになったら、悲惨です！飲み物もできれば持参したほうがベター。また、SARS後はかなり改善されていますが、コロシアムのトイレはそれほど美しくはありません。トイレットペーパーが切れていることもあるので、ポケットティッシュもお忘れなく。
チケットの価格はたいてい400HK$、200HK$、100HK$の3種類。400HK$の席で前のほうだと、握手タイムに明星と握手できるので、タイミングを逸しないように握手に挑戦してみましょう。この曲は握手タイムだとわかると、ファンが前のほうに押しかけるので、気づいたら早めに前のほうに出ておくといいでしょう。右は今年の大人気コンサート「左麟右李」の李克勤（ハッケン・リー）の握手タイムの写真です。ガードマンもつきますが、臆せずに手を出してみましょう！また明星は大きなぬいぐるみも大きな花束もしっかり受け取ってくれるので、渡せる位置にいる場合はがんばってみましょう。
香港人のコンサート鑑賞のスタイルは、ちょっと拍子抜けするんですが、ノリがあまりよくありません。体を少しでも揺らしながらって人は少数派。携帯で話しっぱなしの人もいるかと思えば、妙に音感の悪い観客が鳴り物をバンバンさせたりも。マイペースで見ている地元の方々に惑わされずに、自分なりに楽しんでください。立ち上がってみる人も稀なので、けっこう落ち着いて座って鑑賞できます。
アンコールを含めて、コンサートは約3時間は続きます。アンコール途中で帰る人もたくさんいますが、ホテルが九龍・香港島であれば焦ることはありません。12時前には必ず終了しますし、タクシーや各地に出るバスもホンハム駅からたくさん出てます。コンサートの余韻に浸りたい場合は、尖沙咀東でカラオケでしょうか。
もし、運良く香港滞在中にコロシアムコンサートに行く機会があれば、存分に楽しんでください！あまり期待してない歌手のコンサートに意外なゲストが出てくることも。チケットがたまたま手に入ったからという軽い気持ちで行ったコンサートで新たな明星にハマったという人もいましたよ～。
※1HK$＝約15円（2003年10月現在）
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