高層ビルが並ぶセントラルで
昔ながらの面影を残す「石板街」


香港島のセントラルは、近代的なビルが建ち並ぶ、政治・金融の中心地。その反面、古い建物や石畳など、今もなお昔の面影を残すストリートがいくつか存在しています。

そのひとつが、ポッティンガー・ストリート([●](石ヘンに本)典乍街 Pottinger St.)。海側のコンノート・ロード(干諾道中 Connaught Rd.)と、山側のハリウッド・ロード(荷李活道 HollyWood Rd.)の間をつなぐストリートで、その一部は、昔ながらの石畳が続くなだらかな階段になっています。ここは通称"石板街"と呼ばれる、小さな露店が並ぶストリート。セントラルはもともと坂が多く、メインストリートのクイーンズ・ロード(皇后大道中 Queen's Rd.Central)から山に向かう道は、ほとんどが坂になっています。その多くは現在コンクリートに変わってしまいましたが、この石板街だけは、昔の石畳が今もなお残されているというわけです。

石板街
石畳の坂は長さにして約100m。両側のお店の中から商品があふれ出てくる様は、まるで宝箱の中を歩いているような楽しさ


石畳の坂道には
小さな屋台がずらり


石板街
日用雑貨から“いったい何に使うの?”と思ってしまうようなヘンなものまで、いろいろなものが売られています
この坂道では、昔から商売がさかんに行なわれ、かつてはカゴを肩に担いだ行商のおばさんなどで賑わっていました。その名残は今も残っていて、坂道には小さな屋台がずらりと並んでいます。ボタンやレースを扱う裁縫の店、ヘア・アクセサリーの店、電池や電気の店、洋服のお直しや子供服の店、ジュース・スタンド、新聞スタンド、ブリキのボックスの店、サンダル屋さん、仮装グッズの店など、店の種類も多種多様で、散策するだけでも充分楽しめるでしょう。

石板街
年季の入ったミシンを黙々と操るおじいさん。あまりにも雰囲気がありすぎて、思わずシャッターを押してしまいました
新しい店もありますが、開店して50年以上というブリキ・ボックスの屋台や、空の下、熟練の老人が今もミシンを踏むお直しの店など、なんとなくレトロな雰囲気が漂っていて、昔の香港を彷彿とさせます。古い街並みと石畳の坂は、記念写真のスポットとしてもオススメですよ!

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