文章 : 岩野 睦(All About Japan「香港」前ガイド)
●大好物は…
僕の大好物は「揚州炒飯」。いわゆるミックス炒飯です。このサイトを始めたときの自己紹介にこれを書いてしまったために、いつもこのメニューばっかり食べてそうなイメージがしてしまうかと思われる方、多いみたいです。
もちろん、他の美味しいメニューも食べてるんですが…。そろそろ、このサイトのプロフィールも書き換えてみようかな、と思っています。
そこで好きなメニューをいくつか考えてみると、やっぱり「揚州炒飯」がそのうちのひとつに浮かんでしまうのです。
●そこで今回はこの炒飯をご紹介!
香港に住んで5年目の今も10日に1回のペースで食べ続けられるくらい美味で安い、この揚州炒飯について、ちょっとご紹介したいと思います。
実は先日、この炒飯がひと騒動起こしそうって、報道されていたので、そのニュースもあわせてお届けします。
●どこで食べられるの?
香港で食べる揚州炒飯(イェンジョウ・チャオファン)は、殆どの中華料理店、もっと気軽なレストランである「茶餐廳(チャツァンテーン)」で朝の時間帯を除いて食べることが出来ます。
茶餐廳では安くて25香港ドル(約400円)でドリンクとセットになることもあるくらいの一般的なメニューです。
●炒飯の中身は?
香港で食べる揚州炒飯には甘いチャーシューの切れ端、レタス、刻みねぎ、プリプリのエビ、そして卵がいい具合にミックスされています。強い火力で炒めているので、すごく香ばしいです。
香港では通常はいわゆるタイ米のような細長い米を食べるのですが、これが、炒飯になったときには、もう10年くらい前にあった、タイ米不評騒動なんてどこへやら、と実感できることうけあいです!
●おすすめはどこで食べられるの?
香港ローカル気分を味わうにはもってこいなので、ご宿泊先をうろついてみて、お客さんがある程度入っている茶餐廳に、ご自身の直感でふらっと入ってみる、これで始まりはOKです。
でもね、それでも僕の一押しも紹介させてもらいます!