ハワイといえば思い浮かぶものランキング!
ワイキキの青い海と白い砂浜、そして後方にそびえるダイヤモンドヘッド。この景色に魅せられてハワイを訪れる人も多いはず
ポータルサイト「goo」にハワイにまつわるユニークなランキングがありました。テーマは『ハワイといえば思い浮かぶものランキング』。ハワイリピーターからハワイ未経験者まで、「ハワイ」と聞いて真っ先にイメージしたものとは? 10位から順番にチェックしていきましょう!
第10位 サーフィン
サーフィンの聖地、ノースショア。大会が行われる冬は、観戦にかけつけるローカルで道路が大渋滞に
ハワイの青い海、そして、荒々しく寄せる波に挑むサーファーたち。そんなシーンをイメージした方も多いのでは? サーフィン発祥の地と言われるハワイには、島のあちこちにサーフポイントが点在。なかでもオアフ島北部のノースショアは、トッププロが集まるサーフィンの聖地。冬のビッグウェイブ到来とともに、世界的なサーフィン大会がスタートします。
王族のスポーツが2020年オリンピック競技に!
ハワイ王国を築いたカメハメハ大王もサーフィンが上手だったそう
2020年東京オリンピックの競技に採用されたサーフィン。その歴史は古く、西暦400年頃にハワイやタヒチなどポリネシアの島々で始められたと言われています。ハワイでは「he'enalu(ヘエ ナル)」と呼ばれ、he'eは滑る、naluは波を意味し、かつては王族が楽しむスポーツでした。
1900年代はじめ、ワイキキビーチで活躍していたビーチボーイたち(ロイヤルハワイアンホテル「ビーチボーイズ展より」)
1800年代初頭には、一般の人々もサーフィンを楽しめるようになりますが、その後、キリスト教宣教師によって禁止された期間もありました。1900年代に入りワイキキが観光地化されると、ビーチの監視やサーフボードに乗って救助をする「ビーチボーイ」が登場し、次第にサーフィン人気も高まっていきます。
近代サーフィンの父 「デューク・カハナモク」
ワイキキビーチを背にして建つデューク像。オリンピック出場後は、ハリウッド映画にも多数出演
サーフィンを世界に広めたのは、ハワイ初のオリンピック金メダリストで「近代サーフィンの父」と呼ばれるデューク・カハナモク(1890~1968)。ビーチボーイとして活躍中に、1912年ストックホルムオリンピックに出場し、水泳100メートル自由形で金メダル、800メートルリレーでも銀メダルを獲得。1920年アントワープ大会、1924年パリ大会でも金・銀メダルを獲得した後、1932年ロサンゼルス大会では水球選手として出場し、銅メダルを獲得しています。 オリンピックで有名になると世界各地でサーフィンの妙技を披露し、サーフィン普及に貢献しました。
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伝説のサーファー、デューク・カハナモク像/ホノルル
第9位 ダイヤモンドヘッド
噴火によってすり鉢状のダイヤモンドヘッド
ワイキキの東にそびえるダイヤモンドヘッドは、ハワイのシンボル的存在。約30万年前に火山の噴火でできたクレーターで、1700年代後半に西欧の探検家がこの山にある方解石の結晶をダイヤモンドと見間違えたことから、ダイヤモンドヘッドと呼ばれるようになりました。ハワイ語では、全体の形から「レアヒ(leahi)」(=マグロの額)と呼ばれています。
一度はチャレンジしたい、ダイヤモンドヘッド・トレイル
ワイキキのホテル群の向こうには空港も。これは登った人だけが体験できるパノラマビュー!
クレーターの底から頂上まで1.1キロ、片道40分ほどのトレイルは、ワイキキから気軽に登れるハイキングコースとして大人気。途中、岩盤を切り開いたようなゴツゴツした道や99段の階段、コンクリートのトンネルを歩いて頂上へ。そこには、圧巻のパノラマビューが待っています。
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ダイヤモンドヘッド登山ガイド!行き方や服装・注意点
第8位 レイ
花や葉1つ1つに気持ちを込めて繋げるレイは、アロハスピリットあふれる花の首飾り
空港やホテルに到着したときに首にかけられるレイ(lei)。これは、出会えた喜びをレイに込めたハワイならではの歓迎の表現です。植物には神が宿り、それを首にかけることで悪霊を遠ざけることができると信じていた古代ハワイの人々。現代では、出会いや別れのシーン、誕生日や記念日などで大切な気持ちをレイに託して贈ります。
ワイキキのショッピングセンターやホテルでは、レイ作りの無料体験レッスンを開催しています。トロピカルフラワーを糸に通すだけの簡単な作業なので、ぜひチャレンジを。
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第7位 ウクレレ
ウクレレは4弦。癒し効果抜群の優しい音色
ポロン、ポロンと緩やかな音色が心を癒してくれるウクレレが7位にランクイン。ハワイアンミュージックには欠かせない、ハワイ伝統文化のひとつです。1800年代後半にポルトガル移民が持ち込んだ小型ギターがウクレレの始まり。弦を弾く彼らの指を見たハワイアンが「蚤(uku)が跳ねる(lele)」ようだと言ったことが名前の由来なのだそう。
第8位の「レイ」同様、ワイキキのウクレレショップやショッピングセンター、ホテルで無料の体験レッスンを開催。1回で1曲を仕上げる人気のレッスンです。
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ホノルル(ワイキキ)のハワイアンカルチャー体験レッスン
第6位 アロハシャツ
南国の絵柄が作られるようになったのは、ハワイが観光地として人気を集め始めた第二次世界大戦以降
ハワイに移民がやってきた1860年代以降、中国系や日系の労働者たちが手持ちの着物を労働着としてアレンジしたものがアロハシャツの起源だと言われています。ハワイの気候に合った動きやすく爽やかな着心地で、セレモニーの正装、ビジネスシーン、そして、カジュアルシーンにと大活躍。ハワイに行ったら1枚は欲しいアイテムです。
おススメのショップは、質の高いアロハでローカルに愛される老舗、
レイン・スプーナー(シェラトン・ワイキキ、アラモアナセンター等)と
カハラ(ワイキキ・ビーチウォーク、SALT等)、洗練されたリゾートアロハの
トリ・リチャード(アウトリガーワイキキ、アラモアナセンター等)など。ハワイの植物をモチーフにした
シグ・ゼーンは、ハワイ島ヒロ店のほか、ホノルルのダウンタウン店で毎週金曜のみ販売しています。
第5位 マカダミアナッツ
缶入り、袋入り、ばらまき用のテトラ型などサイズも価格も様々でお土産に選びやすい
カリカリとした歯応えと軽い塩味が後をひき、食べだしたらとまらないハワイアンフードがマカダミアナッツ。塩味のドライローストをはじめ、ビールにぴったりなマウイオニオン&ガーリック、テリヤキほか、蜂蜜やバターキャンディでコーティングされた甘いナッツなどフレーバーも豊富。辛党も甘党もおまかせの万能土産です。
なぜハワイでマカダミアナッツなのか?
コレステロール値を下げる一価不飽和脂肪酸を豊富に含む食品としても注目を浴びている
マカダミアナッツは、オーストラリアが原産。1881年に初めてハワイにやってきた時は、農地を守る防風林として植樹されていたのだそう。その後、甘みや脂肪分が少ない原種を、ハワイ大学が20年もの時間をかけて甘く柔らかいマカダミアナッツに品種改良。1950年代には大規模農園が誕生し、砂糖きびやパイナップルを抜くハワイの特産物に。現在は、肥沃な火山灰土壌を持ち、降雨量が多いハワイ島のヒロやハマクアなどでさかんに栽培が行われています。
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第4位には日本でも人気のカルチャーがランクイン
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