オーストラリア/オーストラリアのグルメ・ワイン・レストラン

もう一度食べたい!あの絶品料理ベスト5(4ページ目)

旅先で食べた旨いものは旅の思い出をグンと印象深くしてくれます。ガイドがオーストラリア国内を駆けずり回って食べた料理の中から「美味しかった、もう一度食べたい!」と思った絶品料理ベスト5を選んでみました!

執筆者:平野 美紀

【第2位】 鴨のコンフィ
at ル・ブールバード, シドニー郊外

個人的に、鴨やイノシシ、鹿、ウサギといった、フランス料理で言うところのいわゆる“ジビエ”(ゲームミート=鳥獣肉)系が好きということもあり、ヨーロッパなどでも季節が合えばよく食べています。なので、オーストラリアでもそういったメニューを見かけたら、とりあえず食べてみることにしています。

中でも鴨はかなり好きなほうで、この「鴨のコンフィ」というフランス料理では定番ともいえるメニューも、かなり各所で食べてきました。が、ここ「ル・ブールバード」のものが、本場フランスのどこで食べたものよりもオイシイ!

保存食でもあるコンフィは、漬けすぎ(時間が経ちすぎ)たりしても肉が固くなってしまい、バサバサでおいしくなくなってしまうものですが、ここのはやわらかく、焼き加減も絶妙で、かけられたソースも絶品でした。

赤ワインと木の実を煮詰めたと思われるソースは、甘すぎず、しょっぱすぎず、ほどよく肉に絡み、鴨にぴったり。食べた後、しばらくボーゼンとしてしまうほど美味!ただし、これ以外のメニューはいたって普通です。

この「ル・ブールバード」は、フランス移民であるおやじさんがマスターシェフを務める本格フレンチ・レストラン。場所がシドニー市内中心部から結構遠いため、旅行者がやって来ることはほとんどなく、ほぼローカルな地元常連客ばかりの店です。ただ、おやじさんが高齢なため、行くならお早めに!

<食べた場所>
★ル・ブールバード・レストラン/Le Boulevard Restaurant, Avalon, metro Sydney
住所:40 Avalon Parade Avalon NSW
Tel: (02) 9918 8933
行き方: シドニー中心部ウィンヤードからバスで約1時間。アバロン下車、徒歩約3分。

次ページはいよいよ、第1位!メイン・ディッシュが霞んでしまうかも?前菜メニューで有名な、あの一品です。


注意)ご紹介しているお店&お料理の情報は、取材時のものです。オーストラリアでは、ビジネスの売買が盛んなことや商習慣などから、その後、比較的短期間のうちに、オーナーやシェフ、店名などが変わっていることがよくあり、お店の雰囲気や品揃え、メニュー、味などが、私が取材した時とは、まったく違っている…ということが、ままありますことをご理解の上、記事をご利用いただければ幸いです。

 

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