ベストシーズンはいつ? オーストラリアの1年

広い大陸オーストラリア。季節だってエリアによって異なりますし、アメリカ同様に州ごとに権限が与えられている連邦国家ですので、祝祭日等も州によって多少違いがあります。また、世界中からの移民で成り立っている国ので、それぞれの民族が暮らすエリアでは、彼らの母国にちなんだお祭り等もあります。とにかく、なんでも“一括り”にはできない奥の深~い国なのです!

そんな、なんでもござれ(?)のオーストラリアへ旅行する。となった時、「じゃ、一体何を目安にすればいいの?」と途方に暮れる心配はご無用。このページでざざっと国全体の季節感を掴み、ちらちらっと「ここへ行けば、こんなイベントやお祭りがあるよ」というのがわかるように、主な季節、祝祭日、そしてイベント・行事・お祭りをまとめてみました!

オーストラリアの季節

広い大陸に様々な気候帯が存在する国ですので、季節と言っても訪れる場所によって違ってきます。だいたいの目安としては、オーストラリア大陸を南北で半分に分けて考えるといいでしょう。

まず、大陸の上=北半分は、季節は主に乾季と雨季に分かれます。乾季はだいたい5~10月くらいまで、本格的な雨季は11月下旬頃~3月いっぱいくらいまで。それ以外の期間は、変わり目の季節と考えてください。

そして、下=南半分の海岸部エリアには、一応四季があります。南へ行けば行くほどハッキリとした四季があり、春になればたくさんの花が咲き、秋には紅葉も見られます(ただし、オーストラリア固有の樹木は色づくものでも赤くなるものは少なく、黄葉となる場合がほとんど)。とはいえ、冬に雪が降るのは南部の山岳地帯くらい。ただし、南半球ですので日本とは季節が逆になり、一般的には春=9~11月、夏=12~2月、秋=3~5月、冬=6~8月といった感じになります。

また、四季があるとはいえ、南半分の海岸部エリアでは夏でも30℃を激しく超えることはほとんどなく、冬も極端に寒くはなりません。季節による寒暖差は日本ほどありませんが、南と北では気温がだいぶ違ってきます。このあたりは、日本の本州と沖縄の気温差を例にとって考えるとわかりやすいと思います。ですが、最南端のタスマニアでも冬の日中気温がマイナスになることはまずありません。

それから、大陸中央部の砂漠地帯は他のエリアとはだいぶ異なります。どちらかというと、長い夏(10~4月くらい)と超短い春(9月)と秋(5月)、そして3ヶ月程度の冬(6~8月)といった感じで、砂漠とはいえ、春には花が咲きます。しかし、多少の四季はあっても年間を通じて1日の気温差が激しいのが特徴。冬でも日中気温は20℃前後まで上昇しますが、夜になると1桁台に落ちるなど、かなり冷え込みます。また、夏場は40℃以上の高温になることも多いので注意が必要です。

オーストラリア全体の祝祭日

オーストラリア全土を通して一斉に休みになる祝祭日は以下の通り。祝祭日が土曜日や日曜日に当る場合は、日本のように振替え休日となるケースがほとんどです。
  • 1月1日 ニューイヤーズ・デー
  • 1月26日 オーストラリア・デー
  • 4月25日 アンザック・デー
  • 6月第二月曜日 英女王誕生日 ※西オーストラリア州のみ、10月の第一月曜日
  • 12月25日 クリスマス・デー
  • 12月26日 ボクシング・デー
この他、毎年3月から4月にかけてはイースター休暇があり、イースターの週の最初の金曜日がグッド・フライデー、週明けの翌月曜日がイースター・マンデーとして休みになります。イースターは、春分の日を過ぎた最初の満月の次の日曜日とされるため、年によって日付が変わります。

ただし、オーストラリアは州ごとに州政府が管轄する連邦国家ですので、祝祭日も各州ごとに独自に設定しているものや同じイースター休暇でもイースター・チューズデーとして翌火曜日までを休みとしている州 (タスマニア州)等もあります。

また、いつも決められている祝祭日であっても、突然変更になることも……。このあたりは日本と違ってかなりルーズなお国柄ですので、旅行の際には、滞在地の最新情報を入手してからお出掛けになることをおすすめします。