ヨーロッパなどではお馴染みの、旅行者に対するTax Refund(税金払い戻し)。その国を出国する際に、国内で課せられている税金(消費税に値する場合が多い)を払い戻してもらうことができる制度だ。

オーストラリアは今まで 消費税がなかったので、数年前までは旅行者といえども税金を払い戻してもらえることはなかったが、新税制『GST』導入後は、出国時に申請すれば払い戻しが可能になった。

でも、意外と税金の払い戻しを忘れてしまった…とか、やり方がイマイチわからない!という声も多い。そこで、損しないための『税金払い戻し』徹底研究!


 * そもそも、GSTってなんだ?
 * 旅行者払い戻し制度『TRS』
 * 払い戻しを受ける際に注意すべきこと
 * 実際に払い戻しを受けるには?
 * 免税店での買物について

そもそも、GSTってなんだ?

GSTとは、2000年7月に導入された税制で Goods and Services Tax の頭文字をとったもの。日本でいえば、ちょうど消費税みたいなものだが、最初からいきなり10%の税率で導入された。

しかも税金の掛けられているものとそうでないものがごちゃまぜになっていて、商品などを管理すべき店や会社の方がいまだによくわかっていない状態。国民ですらよくわからないのだから、ましては旅行者にはトンとわかりにくいのが実情。
また、オーストラリアのワインには、特別な税『WET(Wine Equalisation Tax=ワインに掛けられている酒税14.5%)』が掛けられている。

この2つの税金は国内消費に掛けられるものなので、旅行者は出国時に返金してもらえる制度『TRS』がある。

旅行者払い戻し制度『TRS』

TRSとは、Tourist Refund Scheme の頭文字をとったもの。この制度に基づいて、旅行者はGSTやWETの払い戻しを受けることができる。 ただし、オーストラリア国内で消費されたサービスや物に対しては払い戻しを受けることはできない。また、この払い戻しを受けるに当たっては、いくつか注意しなければいけない点がある。