最近、日本でも人気のオーストラリア・ワイン。名だたるワイン・コンペでも数々の賞を受賞し、世界的な評価も年々アップ!オーストラリアは今では、品質の高いワインを作り出す産地として知られるようになり、年間5,000万ケース以上を輸出するワイン大国になりつつあります。
オーストラリアでは現在、大陸のほぼ南半分の沿岸部から内陸部にかけて、70以上ものワイン生産地が点在し、それぞれ特徴のある幅広いスタイルのワインを産出しています。そこで、豪州ワイン産地紀行・第一回は、この時期ちょうど収穫を迎えているビクトリア州最大のワイン産地ヤラ・バレーをご紹介します!
★オーストラリアの主なワイン産地
ワイン畑上空を熱気球で散歩
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メルボルンから日帰りで行けるヤラ・バレー
ほとんどのワイナリーでテイスティング可
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メルボルンの北東約60kmのところに広がる丘陵地帯ヤラ・バレー。市内中心部から車で約1時間程度と日帰りが十分可能なため、地元の人たちにとっても手軽なレジャー先として人気です。
1838年からブドウ栽培が始まったヤラ・バレーは、オーストラリアにおけるワイン生産地としては160年以上の歴史を誇り、現在大小合わせ50以上のワイナリーが点在。そのほとんどでテイスティングや販売のためのセラー・ドアをオープンしています。
主要ワイナリーには、カフェやレストランを併設しているところが多く、おいしい料理とぴったりのオリジナル・ワインを提供してくれるのが嬉しいところ。週末などには、グルメ・ランチを楽しむメルボルンっ子達や観光客らで賑わいます。