気さくなパブはオージー達の社交場

オーストラリアのビール消費量は、世界有数!!国民1人当たりの消費量は、年間85.6リットル。日本を1とした場合、1.5なんだとか。(2001年キリン・ビール調べ

ここ数年ちょっぴりワインに押され気味ではあるけれど、オージーの愛するビールは健在。しかもオーストラリアは広い!ので、ビールといえども各州毎にそれぞれオリジナルものがあり、その場所へ行かなければ飲めないような地ビールもいっぱい!これは、ビール好きな日本人(?)にとっては、まさに天国♪

そこで、オーストラリアで「おいしいビールが飲みたい!」という方のための、オーストラリア・ビア(ビール)講座です(^^)。

まずは、どうせなら“生ビール”にこだわるという飲兵衛さんのための、オーストラリアン・パブ利用法をご案内。 「なんで?」って?それは、オーストラリアのパブでビールをオーダーするのは、カフェでコーヒーをオーダーするのと同じくらい厄介だから(苦笑)。「生中!」と叫べば、どこでもほとんど同じサイズのがでてくる日本とは違い、これまた面倒なことに、州によって呼び方が違ったり、同じ呼び方の場合でもサイズ(大きさ)が違ったりするのです。

そこで、オーストラリアのバブでカッコよくオーダーをキメて、おいしい“生”ビールを飲むための『オーストラリアン・パブ入門』。これさえ読めば、あなたも即座に“オーストラリアン・ビール通”(?)。オーストラリアのお気に入りビールを見つけて、由緒ある素敵なパブで、カッコよくオーダーしちゃってくださいね♪

HOTELとあっても、ホテルじゃない!?…そこは、大衆酒場“パブ”

HOTELと書いてあるので、「今晩泊まれるかな?」と思って入ってみると、そこはホテルではなく、大勢の人が酒を飲んでいた…。なんて経験のある人もいるんじゃないでしょうか?実は、オーストラリアでは『パブ』のことを『PUB』ではなく、『HOTEL』としているところが多いのです。それはなぜか?

オーストラリアでは昔(西洋人入植時頃の開拓期)、夜遅くまでお酒を出して(売って)はいけないという法律があったのですが、宿泊施設のあるところでは、宿泊者に対しては、食事などと共にお酒を販売することが認められていました。そこで、酒場は上階に簡易宿泊施設を設け、名称を『HOTEL』とし、夜遅くまでお酒を出せるようにしたのだとか。もちろん今はそんな法律は撤廃されていますが、宿泊施設があってもなくても、昔の名残で『PUB』ではなく、『HOTEL』となっているところが多いというわけです。

さてまずは、オーストラリア・ビールの基礎知識から。


州毎に地ビールが飲める!

オーストラリアのビール基礎知識

オーストラリアのビールはその昔、イギリス植民地の影響を受け、エール・タイプのビールが主流だったが、現在は日本と同じくラガー・タイプのビールが主流。でも、昔ながらの製法で作られるエールやスタウトなどの根強いファンも多いため、日本などに比べると比較的多く作られている。

また最近は、ダイエットを気にしている人や口当たりの軽いビールを好む人に好評の、アルコール度を押さえたライト・ビア(3%未満)も増えてきているが、一番ポピュラーなのはアルコール度5%前後のフル・ストレングスと呼ばれるもの。

トロピカル・スタイル・ライト・ラガーと呼ばれるオセアニアならではの“明るい色目のライト・ラガー”も多く、軽い口当たりながら、アルコール度は5%前後と高め。ただ、全般的にちょっと糖分が高いような感じも…(?)。

パブで飲む場合は、やっぱり“生” がおすすめ!生ビールのことは、『Tap beer/タップ・ビア』といい、同じビールでも『タップ』と『Bottle/ボトル(ビン入り)』、『Can/カン(缶入り)』がある場合があるので、生ビールをオーダーする時は、銘柄(ビール名)の後に『タップ(ビア)・プリーズ』というのをお忘れなく。

また、オーストラリアで最もポピュラーなサイズの瓶ビールは、『Stubby/スタビー』(右横の写真に写っているようなタイプ)と呼はれる375mlの小瓶(銘柄によって多少異なることもある)。主流のアルコール度5%前後=フル・ストレングスのビールで、酒屋で買うと1本A$2(約150円)、パブで飲むとA$3~3.50程度。スタビーは、手でクリクリっと回すとキャップ(栓)が外れるので、栓抜き要らず♪そのままグビグビっと、口飲みでどうぞ。

注意)記事内でご紹介した値段等は、2004/7月時点のものです。

■いよいよ、パプで生ビールをオーダー!
面倒なサイズ(量)について説明します!→