赤道に近いオーストラリア北部
ダーウィン近郊で昼間見た月
秋の夜空―― といえば、思い出すのは「中秋の名月」。今年2007年は、9月25日ですね。オーストラリアでは、お月見をする習慣はありませんが、小学校などでは「日本ではこんな風に月を愛でる」といったような内容の授業をするところもあるそうです。

さて、ご存知のようにオーストラリアは南半球にあります。北半球の日本とは月の見え方が違う、というのをご存知ですか?

中秋の名月にちなみ、オーストラリアの月に関するトリビアをご紹介します。


オーストラリアの月にいるのは、ウサギじゃなくて笑う男

南半球で見る満月はこんな感じ
日本では月にはウサギが住んでいる。月の模様はウサギが餅をついている。と言われますよね。たしかによーく眺めてみるとそんな風にも見えます。

しかし、南半球のオーストラリアでは、月の模様は日本で見た場合の逆状態に見えるのです。つまりウサギが逆立ち、いや寝そべったような状態。ですから、一見しただけではウサギには見えません。

また、日本と同じように見えているはずの北半球の国であっても、国毎に喩えられるものが違っています。例えば、アメリカでは女性の顔、ヨーロッパでは繋がれたロバやカニ、本を読むおばあさん等、他にもワニやライオンなど、国によって本当にまちまち。見えるものにお国柄、国民性が現れているのかもしれません。

オージーにはこんな風に見えている?
では、南半球に住むオージー達は一体何に見えているのか?

それは、『 笑う男 』。人間の顔に見えている国は他にもありますが、オーストラリアでは“笑った”男の顔というのが一般的なのだそうです。

しかも、口を大きく開けてニターッと笑う男のようで、幸せそうに満面の笑みを湛えているというところが、いかにも大らかで“世界一ハッピーな国民(*)”であるオージー的発想…だと思うの私だけでしょうか?

Seeing the Man-In-The-Moon(英語) …シドニーっ子ジュリアンさんのブログ。彼にはこんな風に月が見えているようです。(右の画像は彼のイメージを基に作成しました)

(*)=世界数十カ国で行われた調査、「あなたは自分を幸せ=ハッピーだと思いますか?」という問い掛けに対し、「ハッピー=幸せ」と答えた確率が高い国からランク付けをしたところオーストラリアが1位となった。調査結果はこちら(英語)

次のページは、月の満ち欠けが異なる南半球と北半球、オーストラリアからは三日月が逆に見える というお話です。