タバッキは、イタリアのコンビニ雑貨部門
イタリア式コンビニ雑貨部門タバッキ |
コーヒーの立ち飲みスタンド”バール BAR"がコンビニ飲食部門なら、タバッキは雑貨部門。電気代やガス代の支払いができるところもあります。
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趣のある黒タイプの旧式看板 |
黒は旧式のタイプで、よく見ると「SALI E TABACCHI, VAL.BOLLATI」と書かれています。これは、塩・タバコ・収入印紙の意味で、かつて専売だった頃の名残です。青はそれ以降のもの。
タバッキにはタバコの自動販売機もあり、24時間稼働しています。
タバッキは旅行者にも便利! 地下鉄やバスの切符も購入可能
昔ながらのタバッキ内部。昭和を感じさせる薄暗さと微妙な品揃えに味があります |
扱っている商品はタバコの他、ノートや電池、はがき、ペンや消しゴム、ガムテープ、瞬間接着剤などのステーショナリー系から、なんとシャンプー、髭剃り、歯ブラシ、糸や針などの生活雑貨、おもちゃ、バトミントンなど遊具まで!
絵葉書や切手も売っているタバッキも |
旅行者にとっても欠かせません。なぜなら、地下鉄・バスの切符も買えるから。駅周辺の自動販売機は壊れていることも多いので、タバッキでまとめて買っておくのも、旅のひとつのコツです。
営業時間には、だいたい朝(8時頃)から夜(20時頃まで)。お店によっては終日・祝日も営業していたり、場所によっては深夜営業をしている店もあります。
イタリア人には、たいていご近所に行きつけのタバッキが数軒あるもの。地元っぽい人に「タバッキはどこですか?」と聞けば、近くの店を教えてくれるはずです。
タバッキの便利さは、数軒で日本のコンビニ1軒分に相当するかしないかと言った感じですが、イタリアを旅行するなら、タバッキの存在を覚えておけば、何かしら役に立つでしょう。
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