ある友達に聞いた話 実例2 前カノと今カノの終わりなき攻防

photo by SAWA pasqua
男→女もコワいケド、日常的には女⇔女がコワいかも?
ー2008年3月5日発行のメールマガジンより抜粋・加筆修正ー

友人のシルヴィア(仮名)とBARで待ち合わせしていたときのこと。ちょっと遅れ目に到着した私がBARに入ると、興奮気味に駆け寄ってきて、「ねぇ、今、ここでEXに会ったのよ!しかも彼女も一緒だったの。相変わらずすっごいブルッタだった!」

【役に立つイタリア語講座2】
ブルッタBrutta=ぶっさいくの意味。自分以外の女性を表現するときによく使われる(爆笑)。

「彼も染みのついたセーター着ちゃって!髪もあんなに薄かったかしら?!」よほど嬉しかったのか(?)、頬を輝かしコメント炸裂。この昔の彼氏というのは、彼女が一昨年まで4年間付き合っていた人。そばにいた「ブルッタな女」との浮気が原因で1年前に離別。その浮気発覚は、バカンス中のあるできごとだった。

海沿いの彼の別荘で、彼がシャワーを浴びている最中、パソコンを使おうとしたら、メールソフトが立ち上がっていて、思わず読んでしまったら、このブルッタな女性との愛情満点のメールのやりとりを発見。思わず…というのが気にかかるが…メールや携帯で、浮気が発覚するのは世界共通なのだ。

シルヴィアは、パソコンを電源から引きちぎり、シャワー中の彼に「これ、何?!」と突きつけると・・・彼はアワアワしながら逆切れ。罵倒し合う醜い喧嘩の後、シルヴィアは別荘を飛び出し、家に帰ってしまった。彼からの連絡を無視し続けていると、秋には音沙汰がなくなったとか。

そんな頃、手紙が届く。送り主は・・・彼の浮気メールの相手。脅迫めいた内容に呆れ放っておくと、また送られてきた手紙。開封すると・・・なんと髪の毛の束!しかもご本人の。

シルヴィアはこのブルッタな女に恐れをなし…ではなく、「気持ち悪いから私の方から手を引いた。彼はこの粘着質の女にからめとられてるだけで、本当は私のところに戻ってきたい」ことになっている。

イタリアの街は、都市でも比較的小さい。そしてイタリア人の行動範囲は割りと狭い。そのため3人が偶然顔を合わせることもよく起きる。そんなとき、シルヴィアは彼にバシバシとラブリー光線を送り、ブルッタな彼女に、「あなたには、わからない交信をしてるのよ。」といったオーラを送る。EXと今カノの攻防。これは一例だが、パーティで夕食会で・・・街のいたるところで見ることが出来るイタリアの名物でもある。夏のバカンス先なんて、もうEX祭り!イタリア人は得てして毎年同じ場所にバカンスにでかけるため、お互いの歴代EXが勢ぞろいして、海風よりも冷たい空気が流れることがしばしばある。



ところで、ヨーロッパでは、亡くなった人の髪の毛を保存することがよくありますが、(例えば、マリーアントワネットの髪の毛は各地で保存されています!実物写真はこちら)ヨーロッパでは人物の価値を訴えるときに用いる行為なんでしょうかね。

さて、醜い話はコレくらいにして、次ページでは、これまたよくあるけど、嫉妬よりはまし。なお話をご紹介。現在進行中のカップルの激しいケンカのお話です。
出物腫れ物所かまわず はた迷惑なケンカに巻き込まれて