フィレンツェから電車で約13分
中世の町フィレンツェはイタリア4大都市のひとつ。近くの田舎に滞在しながら、田舎&フィレンツェの両方をまとめて楽しむ方法もオススメです。 |
今回ご紹介する「ヴィッラ・イル・パラディジーノ(小さなパラダイス)」は、フィレンツェから普通列車でたったの13分!セスト・フィオレンティーノという小さな田舎町にあります。東京駅から品川駅位、つまり山の手線圏内の距離感。こちらに滞在しながら、フィレンツェに遊びに行くことも可能です。普段の通勤時間より短いかもしれません?!
その名も「小さなパラダイス」
フィレンツェからたった13分で、自然が満喫できる小さな町セスト・フィオレンティーノ。ブドウ、オリーブをはじめ、果物や野菜がなんと50種類以上も栽培されているアグリツーリズモの庭は、まさに天国かも。 |
石造りの門をくぐると、そこは小さなパラダイス。この「イル・パラディジーノ」は、1500年代にお屋敷が作られたときにつけられた名前だそうです。季節の花々が咲き乱れる庭には、芳しい花の香りが漂い、500年経た今も、名前がつけられた当時のパラダイスの赴きが残されています。
こちらのアグリツーリズモを経営するのは、ベッローニ家の皆さん。お父さんのクリスティアーノさんは、定年までフィレンツェの銀行に勤めた元サラリーマン。結婚30年を超える奥さんと娘のコスタンツァさんと一緒に、2年前からこのアグリツーリズモ経営に乗り出しました。敷地内にあるお屋敷は彼らの自宅ですが、料理レッスンや食事の際には中を見学することができます。
各アパルタメントの家具も、代々伝わるアンティーク。 |
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