©sawabonローマから日帰りができるエリアには、こんな穴場の町も見つかる。天空の村チヴェタ・バーニョレッジョ |
■TRATTORIA DA AUGUSTOトラットリア・ダ・アウグスト
正式名称よりも愛称「アウグスタレッロ」で知られる超人気店。「お店のモットーは?」「そうねえ、お客さんにサービスしないことかなあ。」 とまじめな顔して、皮肉の効いたキッツイ冗談をかます2代目オーナーのサンドロさん。 このシュールな「ローマのり」が受けて、常連客でいつもいっぱい。 お母さんとお姉さんが厨房を担当。小さなピアッツァ(広場)に無造作に置かれたテーブルには、紙のテーブルクロス。 お料理も無骨なお皿に豪快に盛られて出てきます。エレガントなサービスは期待できませんが、 味の方は「夜遅く来ると品切れの可能性もある」程。ローマの家庭の味を体験したいなら、是非オススメの一軒です。 オススメはルッコラの上にバサッと牛肉の薄切り肉の炒めたのを乗せた、ストラチェッティ・コン・ルゲッタ(6,20エウロ)や じっくり煮込んだお豆とパスタを煮込んだスープ状のパスタ、パスタ・エ・ファッジョーリ(4.70エウロ)などなど。
■TRATTORIA DA AUGUSTO トラットリア・ダ・アウグスト
住:Piazza del Renzi,15
電:06-5803798
営:12時30分~15時、20時~23時 土曜は夜のみ 日曜休 「予約なんて、そんなシステムはない」とのことなので、早めに行って並んでください。
アクセス:サンタ・マリア・イン・トラステベレ教会に向って右側の路地を入ってズンズン進む。
■TRATTORIA “DA LUCIA" トラットリア・ダ・ルチア
「ダ ルチア」は「ルチアさん家」という意味。ルチアは創業者のおばあちゃんのお名前です。 お店の歴史とともに家族の歴史も垣間見る古いモノクロ写真がたくさん店内に飾られています。 洗濯物が干された生活観いっぱいの小さな路地にある家族経営のトラットリアです。 3代目のオーナーが「カルボナーラはローマ料理とかいうけどさー、スパゲッティ・カルボナーラは新しい料理なんだよねー」と と言うので聞けば「戦後にアメリカ人が持ってきた卵を使ってみたら美味しかった、ってことから始まったんだよね。 ホントに昔からあるのは、そうねえ、グリーシャかな。200年位前だモノ、ローマに伝わったのが。」 だそうです。 グリーシャとは、かのローマのパスタとして有名なアマトリチアーナのトマトソース無しのやつ。 このグリーシャ(6.75エウロ)はもちろん、インボルティーニ・アッラ・ロマーナ・コン・ピゼッリ(8.30エウロ)などなどローマ料理の基本があります。
■TRATTORIA “DA LUCIA" トラットリア・ダ・ルチア
住:Vicolo del Mattonato,2
電:06-5803601
営:12時30分~15時30分、19時30分~23時30分 月休
アクセス:サンタ・マリア・デッラ・スカーラ教会の脇の道を進み、最初の角を左、スグ右の小道。
地元の人が通うトラットリア
穴場のオステリア&トラットリア