NYからの小旅行ニューポート一回目 では、ニューポートへのアクセス方法、一番の見どころともいえる、豪華邸宅の話、クリフウォーク、オーシャンドライブ、テニスの殿堂などのその他の見どころ、ジャズフェスティバルなどの年中イベントを取り上げました。今回は心温かくなるニューポートのクリスマス。そして気になるJ.F.ケネディとジャクリーンのなれそめのお話です。

私はクリスマスの時期になるとどうしても行きたくなるところがあります。それはこのニューポートという港町。そして過去9年間のクリスマスの3回、ニューポートを繰り返し訪れています。日本から来た友人や家族にぜひこの豪華で伝統的な「古き良き」アメリカのクリスマスイルミネーションを見せたい一心で、連れていきます。
通常冬はニューポートのオフシーズンで町もひっそりしていますが、サンクスギビング(サンクスギビングの由来はこちらのクローズアップ で)の連休から年明けにかけて、いくつかのマンションズ(豪華邸宅)をクリスマスツリー、プラント、イルミネーションで飾り付け、ホリディシーズンを賑やかに祝います。
え、ニューヨークのクリスマスの方が、すごいんじゃないのとよく聞かれます。ニューヨークのクリスマスはどちらかというとそれぞれのお店が趣向を凝らして、ウィンドーディスプレイなどをするのでコマーシャル(商業)主義的な印象をどうしても受けてしまいます。クリスマスは本来宗教的なお祝い。商業主義にちょっと嫌気がさしてきたら、この歴史的なニューポートのクリスマスは心がほんわか温かくなる経験です。

写真提供 Newport Historical Society
ジャックとジャッキーの出会いとゴールイン