1万円台のフルハイビジョン対応ムービー
「ポケットムービーHDV」

今回のビデオカメラレビューでは、ポケットタイプのビデオカメラ「ポケットムービーHDV」をセレクトしてみました。価格的にはトイ感覚に近いのですが、フルハイビジョン対応ということから、ちょっと触手を伸ばしてみました。

サンコーレアモノショップで扱っている「ポケットムービーHDV」は、重さが約95gで価格も1万円台という、いわゆるトイカメラ感覚で利用できる「ポケットムービー」です。
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▲ポケットムービーHDV


ただし、ファイルフォーマットはAVCHD形式をサポート。フルハイビジョン(1920×1080)で撮影が可能で、動画と静止画像に対応しているのです。録画撮影・撮影はもちろん、動画の再生、静止画像の表示もサポート。また、AV出力をはじめ、HDMIでの出力端子も搭載するなど、ビデオカメラとして必要な機能はほとんど備えています。

まず驚くのは、その価格です。現在(2009年9月末)のところ、サンコーのWebサイトでは15,800円。他のネットショップでも限りなく1万円に近い価格で購入できるのです。

さて、その実力はどうだったでしょうか。

フルハイビジョンというけれど、用途次第

正直な話、当初は30万画素や100万画素といったWebカメラ程度の解像度かなといった先入観があったのですが、それらよりはやや画質がよいといった感じです。5MのCMOSセンサーを搭載しており、フルハイビジョンサイズで映像を撮るにはギリギリの画質といったところでしょうか。
▲画質より実用性を重視したい

▲画質より実用性を重視したい

「ポケットムービーHDV」で撮影した動画ファイル(HDV.MOV 10.9MB)
※右クリックして、ファイル保存を選択してください。

フルハイビジョンとはいっても、通常イメージしているハイビジョン画質としてのレベルとは言い難いところです。どちらかというと、標準画質の映像を1920×1080で記録できるといった方が正解かも知れません。

ちょっと気になるのが、再生したときに、映像の最初と終わりに「ボツッ!」という音が入るのです。これ、どうも録画ボタンを押したときの音ではないかと思うのですが、結構大きな音なのです。HDMIでテレビに接続して再生するときには、ちょっと注意が必要ですね。

ちなみに、HDMIケーブルも付属しているので、HDMI対応のテレビさえあれば、撮影してすぐに大画面で映像を楽しむことができます。大画面(50インチ)では、ちょっと画質の粗さが気になるかなといったところです。実際にファイルをダウンロードして確認してみてください。