ライフスタイルに合ったビデオカメラ選び

春や夏、秋のレジャー、運動会や発表会、地元での季節の行事などを映像で残し、YouTubeなどのSNSで公開するという利用シーンが増えています。スマートフォンで手軽に映像撮影ができるということもありますし、映像の持つ圧倒的情報量とリアリティが魅力であることは間違いありません。

とは言え、子供の成長記録や大切な家族旅行の想い出などは、手ブレのないきちんとした映像で残したい、あるいはできる限りきれいな映像で残したいという要求が高まっているのも事実です。
ソニーundefinedFDR-AX55

ソニー FDR-AX55


たとえばビデオカメラを買い換えるなら、フルハイビジョンと4K対応のビデオカメラのどちらが良いか、というテーマについては、こちらの記事でご紹介しています。

【関連記事】ビデオカメラの買い換え、4KとフルHDどちらを選ぶ?

今回は、ビデオカメラを利用するライフスタイルに合わせてビデオカメラを選ぶとしたら、どのような機種がよいのかを、各メーカーの機種ごとにそれぞれの特徴を含めて、おすすめをセレクトしてみました。
iVIS HF G40

キヤノン iVIS HF G40


きれいな映像を長時間撮りたい、フルハイビジョン画質でしかも低価格なビデオカメラが欲しい。あるいは、アウトドア向けのビデオカメラが欲しい。いま話題のVR映像が撮影できるビデオカメラが欲しいなど、ユーザーのライフスタイルに合わせた10のシーンに最適な機種を計20商品ピックアップしました。

▼INDEX
長時間撮影がしたい
コスパ優先でビデオカメラを選ぶ
とにかく高画質にこだわりたいなら
初めてビデオカメラを購入する人におすすめはこれ
長く使い続けたい人にはこれがおすすめ
アウトドアで積極的に撮影したい
アクションカメラを選ぶなら
スマホ感覚でサクッと使いたい
見た目のカッコよさにこだわりたい
360度撮影をしたいなら


長時間撮影がしたい

旅行中、メモリ交換などせずにきれいな映像を撮りたい。あるいは、一日中行われるイベントを、そのまま長時間撮影したいというニーズはよくあります。また、頻繁にビデオカメラ内の映像をバックアップするのが面倒なので、なるべく長時間記録できるビデオカメラが欲しいというユーザーの声もよく聞きます。そうした撮影スタイルにおすすめのビデオカメラをご紹介します。

なお、ビデオカメラには長時間録画モードというのがあります。ただし、長時間に設定すると画質がやや落ちるというデメリットもあります。できれば、高画質なままでも長時間録画したいという場合は、記録用内蔵メモリの容量が大きい機種がおすすめです。

■パナソニック『VX985M』
4Kの高精細映像に対応しながら、軽量・小型なのが特徴。搭載メモリは64GB搭載し、60pモードなら約5時間20分、標準高画質で約6時間、長時間モードなら最大で約27時間30分撮影が可能です。撮影機能も、手ブレ補正はもちろん、4Kからハイビジョンへの変換記録、暗い所でも逆光でもきれいに撮影できる機能など、ハイスペックな機能を備えています。


■JVC 『GZ-RX670』

内蔵メモリ64GBを搭載し、60pモードで約4時間50分。標準高画質モードなら約5時間30分、そして長時間録画モードでは最大約27時間40分の撮影が可能です。映像はフルハイビジョン形式に対応。防水、特許出願中のY字ベルト、広視野角液晶モニターなど、JVC独自のハイスペック機能を備え、さらに事前に撮影した静止画像を映像の中にピクチャー・イン・ピクチャーとして合成できるなど、オリジナルな機能も楽しめます。


コスパ優先でビデオカメラを選ぶ

画質的にはもちろん高画質なことに越したことはないが、できれば低価格なビデオカメラが欲しいという、コスパ優先のユーザーにおすすめのビデオカメラです。

コスパ優先の場合は、どうしても画質を犠牲にしがちですが、撮影機能に関しては最小限必要な機能を搭載し、映像はフルハイビジョン対応で高画質というビデオカメラをチョイスしてみました。

■ソニー『HDR CX470』
実売価格が3万円台前半という低価格でありながら、運動会や旅行などでも安心してきれいな映像が長時間撮影できる、32GBのメモリーを搭載したビデオカメラ。もちろん映像はフルハイビジョン対応で、「Exmor R CMOSセンサー」により、明るいところ、暗いところなどシーンに応じて最適な映像が撮れます。光学式手ブレ補正機能も備え、手持ち撮影でも滑らかな映像撮影が可能です。


■キヤノン『iVIS HF R800』
キヤノンのスタンダードモデルである『iVIS HF R82』は、32GBの内蔵メモリーを搭載したハイビジョン対応のビデオカメラです。Wi-Fi機能を利用してスマートフォンから遠隔操作での録画も可能。この機種の内蔵メモリ未搭載タイプが『iVIS HF R800』です。実売価格は2万円台後半で、SDメモリも低価格なので、コスパ優先ユーザーにはおすすめです。

なお、『iVIS HF R82』は、キヤノンのオンラインショップ限定販売ですので、こちらでお求めください。
HF R800

iVIS HF R800



とにかく高画質にこだわりたいなら

我が子をキレイな映像で撮りたい、大切な想い出をできる限り美しい映像で残したい……と、高画質にこだわるのであれば、4K映像に対応したビデオカメラがおすすめです。もちろん、フルハイビジョンでもきれいな映像は残せますが、多少高価でも納得できるキレイな映像を求めるなら、4K対応のビデオカメラがおすすめです。

■ソニー『FDR-AX55』
高精細な4K映像への対応はもちろん、新開発されたイメージセンサーの「Exmor R CMOSセンサー」と高速画質処理エンジンを搭載し、屋外でも室内でも、どんな状況のシーンでも最高にキレイな映像を残すことができます。

レンズも新開発され、色にじみが少なく、高コントラスト。そして美しいボケ感の映像が楽しめます。二度とない想い出のシーンを最高の画質で残したいユーザーにおすすめです。


■パナソニック『WX995M』
4K/30pに対応した高精細な4K映像で高画質な臨場感を楽しめる、パナソニックのフラグシップ機です。4K対応の「4KハイスピードMOSセンサー」や画像処理用の「クリスタルエンジン4K」を搭載し、美しい4K映像を楽しめます。

また、4K/30pの高精細映像をフルハイビジョンに変換して記録もできます。これによって、いままでのハイビジョン映像より、鮮やかな高画質映像を楽しめるのも特徴です。


初めてビデオカメラを購入する人におすすめはこれ

ビデオカメラを購入するのは初めて。だからあれこれ難しい操作はしたくない。と言っても画質が悪いのは嫌だ。……という、一見我がままそうで、至極当然な要求をお持ちのビデオカメラ初心者ユーザーにおすすめなのは、面倒な撮影設定などはカメラにすべておまかせで、しかも高画質なフルハイビジョン映像を残せるこちらの機種です。

■キヤノン『iVIS HF R82』
コスパ優先でも触れた機種ですが、高画質で高音質な映像を残せるフルHD CMOSセンサーを搭載。また、シーンに合わせて自動で適切な設定で撮影してくれる「こだわりオート」、4つの手ブレ補正を自動で切り替える「マルチシーンIS」などを搭載し、なにもかもすべてビデオカメラにおまかせで、きれいな映像が撮影できるスタンダードな機種です。

なお、『iVIS HF R82』は、キヤノンのオンラインショップ限定販売ですので、こちらでお求めください。
iVIS HF R82

iVIS HF R82



■パナソニック『W580M』
メインの映像を撮りながら、サブカメラで撮影者など別の映像も同時に撮れる「ワイプ録り」が可能な機種。いつもお父さんはビデオに映っていないということがなくなります。もちろん、90倍ズームや高画質・高解像度な映像を簡単に撮れる超解像度技術を搭載し、家族の想い出を手軽にキレイに残せます。初めてのビデオカメラを思う存分楽しみたいというユーザーにおすすめです。


長く使い続けたい人にはこれがおすすめ

一度購入したビデオカメラ、そう頻繁には買い換えなどできないというユーザーには、機能的にも画質的にもそれなりの機能を備えている機種がおすすめ。だからといって高価でも困るので、コスト的にも無理のない機種を選択しましょう。

この場合、4Kという選択肢もありますが、進化途中の規格より安定した機能で安心した映像を撮影できる規格であることが、長く使い続ける機種選択のポイントになります。

■ソニー『HDR-PJ680』
ビデオ撮影でもっとも多い失敗が「手ブレ」です。この手ブレを可能な限り抑えてくれる「空間光学手ブレ補正」機能を搭載。また新たな「インテリジェントアクティブモード」という5軸方向での手ブレを補正し、動きながらの撮影やズーム操作中でもキレイな映像が残せます。また、プロジェクター機能搭載というのも魅力で、長年愛用できる機種です。


■キヤノン『iVIS HF G40』

フルハイビジョン映像対応のビデオカメラですが、プロ機に迫る高画質な映像と、臨場感ある映像表現力を備えているのが特徴な、キヤノンのハイエンドモデル機です。

プロ用のビデオカメラと同じCMOSセンサー、そして映像エンジン「DIGIC DV4」、新開発ズームレンズにより、プロ並のクオリティな高画質は、使い続けても飽きのこない映像です。

なお、『iVIS HF G40』は、キヤノンのオンラインショップ限定販売ですので、こちらでお求めください。
iVIS HF G40

iVIS HF G40



アウトドアで積極的に撮影したい

自然の中で自然と一体となり、自然の息吹や美しさを残したい。自然を思い切り楽しんでいる家族を撮りたいといったアウトドア派のユーザーには、自然の中でもしっかりときれいな映像を残せる機能を備えた機種をご紹介します。

■JVC『GZ-R470』
防水、防塵、耐衝撃、耐低温に対応という、まさしくアウトドア仕様なビデオカメラです。Y字グリップベルトは、ビデオカメラを持ったときのホールド感がアップし、さまざまなアングルでも安心して撮影できます。また、あらゆる角度から映像を確認できる「広視野角液晶モニター」を搭載し、撮影時でも、撮影後に再生するときでも、美しい映像が楽しめます。


■ソニー『HDR-AS300』
どちらかというと次のアクションカメラとしても紹介したいのですが、このカメラの特徴は、なんといっても高画質で高音質な映像。ハンディカムなどで搭載されている約50Mbpsのハイビットレート記録が可能なXAVC Sフォーマットを採用し、圧縮ノイズが少なく、より美しくなめらかな映像で残せるのが最大の特徴です。

ふだんから持ち歩き、何気なく見つけた自然の息吹をそのまま残したいといったときに、威力を発揮してくれます。


アクションカメラを選ぶなら

スキー、サーフィン、オフロードバイク、サイクリング、登山などさまざまなアクションシーンを映像として残せるのがアクションカメラです。アクションカメラを選ぶときのポイントは、どれくらいアクセサリーが豊富なのかという点。カメラをさまざまな位置にマウントできるアクセサリーが豊富なほど、迫力ある映像を残すことができます。

■GoPro『HERO5 Black』
GoProといえばアクションカメラの代名詞的な存在ですが、『HERO5 Black』は、4K ビデオ、ボイスコントロール、簡単なワンボタン式の採用、タッチディスプレイ、そしてハウジングなしで10mの防水対応など、かつてないほどパワフルで操作が簡単。また、マウント用のアクセサリーが豊富なほか、専用ドローンなどもあります。


■JVC『GC-XA2』
アクションカメラに求められる防水、防塵、耐衝撃、耐低温はもちろんのこと、コンパクトで軽量。さらに、ハイビジョン画質による、1秒間120フレームのハイスピード撮影を実現し、速い動きを印象的なスローモーションで楽しめます。また、1秒間に最大15枚の高速連写も可能です。まさに、アクション向けのビデオカメラといえます。


スマホ感覚でサクッと使いたい

ビデオカメラも、スマートフォンと同じようにいつも持ち歩いて、メモ感覚でサクッと映像を撮りたい人は少なくないはず。そのためには、軽量でコンパクトであることが条件。そして、印象的な瞬間を逃さずに映像化するためには、簡単操作であることも重要な選択ポイントです。

■JVC『GZ-F270』
1.5mの高さから落下しての耐衝撃、-20度環境下に24時間放置したのち、-10度の環境下でのビデオ機能の性能保持など、常時持ち歩いても安心な設計。重さは、バッテリーを含めて約296gと軽量で、連続で約4.5時間連続使用できる大容量バッテリーを内蔵しています。しかも、モバイルバッテリーでの充電も可能です。


■パナソニック『V360MS』
重量は、付属バッテリーを含めて約256gと軽量設計。幅53mm×高さ59mm×奥行121mmとコンパクトだから、バックの中にポンと入れて持ち歩けます。しかも、軽量でも5軸方向の手ブレを自動補正する「5軸ハイブリッド手ブレ補正」機能を搭載しています。また、「傾き補正」機能搭載だから、話しながらの撮影でも安心して撮れます。


見た目のカッコよさにこだわりたい

ビデオカメラもファッションアイテムのひとつと考えれば、見た目のデザインも重要です。この場合、考え方は大きくふたつあります。ひとつは、ビジュアル的にファッショナブルなこと。もうひとつは、機能的にメカニカルなこと。簡単にいえば、プロが使うビデオカメラみたいなメカニカルなデザインも、重要な選択肢といえます。

■RICOH『WG-M2 オレンジ』
ビジュアル度に加えて、4Kの高解像度で超広角204度という、自然のワイドなスケール映像が楽しめるビデオカメラ。151度の画角にも変更できるので、ふだん使いにもおすすめできます。

ハウジング不用で20mの防水性能、-10℃の耐寒性能、2m耐衝撃性能を備えたタフなハイスペックアクションカメラです。見たままの美しさとスポーティな体験を、臨場感ある高画質映像で記録できるビデオカメラです。


■パナソニック『AG-AC30』
いわゆる業務用ビデオカメラです。光学20倍3連マニュアルリング、LEDビデオライト、1/3.1型BSI(裏面照射型)MOSイメージセンサー、2チャンネルXLR 音声入力端子搭載などのプロ仕様のインターフェイスのほか、スーパースロー記録などをはじめとしたプロ用撮影機能を満載しています。しかし、最大の特徴はその価格で、10万円台で業務用ビデオカメラが入手できるという、驚愕の価格です。


360度撮影をしたいなら

最近、YouTubeやFacebookなどでも見かけるようになってきた、360度のVR映像ですが、その映像を撮影するためのビデオカメラです。通常、映像だけでなく写真撮影も可能なので、動画と写真双方でのVR映像・写真を楽しめます。また、カメラにはVR映像を編集するためのアプリケーションが付属しています。

■RICOH『THETA S』
THETA Sは、本体の前後に半球型レンズ(円周魚眼レンズ)を搭載したビデオカメラです。映像はフルハイビジョンの高解像で撮影でき、撮影した映像をカメラ内で合成することで、全天球映像が楽しめます。ライブビュー機能も備えているので、スマートフォンで露出などを確認しながら撮影もできます。


KODAK『PIXPRO SP360 4K』
名前からわかるように、4K映像に対応した360度カメラです。1個のレンズで撮影するため、水平方向が360度で、垂直方向は235度ですが、カメラ本体部分を除いた、ほぼ全方位撮影が可能です。

4K動画に加え、タイムラプス動画や120fpsの高速動画なども撮影可能です。耐衝撃、防滴、防塵、耐低温機能なども十分で、天候を選ばずにVR映像を撮影できます。



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