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利用クラス往復選べるニュージーランド航空(5ページ目)

ニュージーランド航空では2007年10月搭乗分より、正規割引運賃で往復異なったクラスが利用できるようになります。一足先に往復異なったクラスを利用したガイドの感想と共に新運賃を紹介します。

執筆者:鳥海 高太朗

アッドオン運賃でニュージーランド国内各都市へお得に

エスプレッソ
オークランド空港のビジネスクラス用のラウンジでは、時間帯により係員がカプチーノなどエスプレッソ系メニューを注文してから作っていただけます。
今回の運賃リニューアルでもう1つ便利になります。これまで通し運賃が設定されてなかったニュージーランド国内地方都市(オークランド、クライストチャーチ、ウェリントン、クイーンズタウン以外)へも、オークランドやクライストチャーチ行き「キーウィマジック」の各種運賃に追加料金を加えるアッドオン運賃という形でご利用できるようになります(都市により片道9,000円~26,000円)。


オーストラリアや南太平洋の島々への運賃も設定

シドニー
ニュージーランド経由でシドニーをはじめ、メルボルン、ブリスベン、ケアンズ、アデレード、パースなど、オーストラリア各地へ行くことができます。
更に今回、新たにニュージーランド経由のオーストラリア行きの運賃「キーウィマジック・オーストラリア7」が設定されました。ANAなどが加盟する航空連合「スター アライアンス」では日本からオーストラリアへの直行便がないことから、「スター アライアンス」加盟航空会社のマイレージに貯めたい人は、シンガポール経由のシンガポール航空、バンコク経由のタイ国際航空、ソウル経由のアシアナ航空の3ルートしか利用できませんでしたが、今回の運賃の設定により、クライストチャーチもしくはオークランドを経由してオーストラリア(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズ、アデレード、パース)へ行く選択肢が増えました。オーストラリア内ではオープンジョー(例:往路はメルボルンに入り、復路はシドニーから出る)も可能です。

往路は当日乗り継ぎが可能ですが(一部都市を除く)、復路はオークランド午前発になる為、オーストラリアからの同日乗り継ぎはできず、オークランドで1泊する必要があります。しかしそこはプラス思考で、数日滞在してニュージーランドの自然やワインを楽しんだり(24時間以上ニュージーランドに滞在する場合は10,000円のストップオーバーチャージが必要)、1晩だけの滞在でもオークランド自慢のシーフードを味わうなど、オーストラリアとニュージーランドの両方の国を1度の旅で満喫いただけます。

またオーストラリア以外にも、南太平洋諸島(タヒチ、フィジー、ニューカレドニア、クック諸島、バヌアツ、トンガ、サモア)へも正規割引運賃「キーウィマジック・サウスパシフィック7」が設定されています。もちろんマイルも貯まる運賃なので、スター アライアンス系のマイレージカードをお持ちの方にはおすすめです。


南半球で日本と季節が逆であるニュージーランドは、冬が終わり春を迎える10月以降は観光のベストシーズンです。予算に応じてベストな運賃を選び、緑と自然溢れるニュージーランドへお出かけになってみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
ニュージーランド航空

【関連記事】
「エアチケット」記事:
新ビジネスクラスで行くニュージーランド(2006年3月27日掲載)
「世界のエアライン」記事:
ニュージーランド航空が空の旅を変えた!(2006年5月24日掲載)

※関連記事につきましては掲載日時点での情報で、運賃をはじめ一部情報が変更されている場合がございますことをご了承ください。
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