完全に水平となるベッドで寝返りも打てる「ビジネス・プレミア」
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| 完全に水平となるベッドで朝までぐっすり眠ることができます。寝返りがうてる広さが確保されているのも魅力です。 |
「ビジネス・プレミア」は搭乗した瞬間から違います。まず、搭乗して着席するとウエルカムドリンクのサービスから始まります。「ビジネス・プレミア」のシートは、安全上の規定を満たしていることから、離発着時のリクライニングも可能となっており、楽な姿勢で足を伸ばしながら離陸・着陸の時間を過ごすことができるのもこのシートの特色で、搭乗した瞬間から機内でくつろぐことができます。
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| 帆立や海老、サーモンなどのシーフードを中心とした前菜（成田発のビジネスクラス） |
そして最も感動したのが睡眠の時。完全に水平となるベッドのようなシートでぐっすり眠ることができました。寝るときは一旦席を立ち、座席を前に倒し、背中の後ろ部分にマットレスを敷いてその上に掛け布団をかけて眠ることになります。ガイドも1食目を終えて、クルーの方にお願いしてベッドを作っていただき、早速横になってみましたが、寝返りがうてるスペースが確保されていたのには驚きました。
機体が陸地と接していない分、安定飛行をしている時は、寝台列車の寝台車より振動が少なかったです。お酒が入っていたこともあり、すぐに眠ってしまい、朝食が始まるまでの約5時間ぐっすり眠ることができました。クライストチャーチ到着後、すぐに観光に出かけましたが、ぐっすり眠れたことから、全く眠くならずに一日を過ごすことができました。長距離フライトで最も重要であるぐっすり眠れる点で考えると最高級のビジネスクラスと言えると思います。飛行機の中とは思えない寝心地です。
シートピッチ100センチで足下らくらくの「パシフィック・プレミアム」
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| シートの前後間隔が100センチ確保され、機内でもビジネスクラスとほぼ同じサービスがうけられるプレミアムエコノミークラス「パシフィック・プレミアム」 |
実際に利用して特にプレミアムエコノミーらしさを感じたのがシートピッチ（シートの前後間隔）です。通常エコノミークラスでは75～85センチというのが一般的ですが、「パシフィック・プレミアム」では約101センチを確保。座った瞬間に足下の広さを実感しました。そしてリクライニングも126度まで倒れるのも大変魅力的です。
機内食や機内サービスは、プレミアムエコノミーでありながら、ビジネスクラスとほぼ同等のサービスと食事が提供されています（ウエルカムドリンクやスリッパなどのサービスもあり）。また、フライト中はクラス毎にカーテンで仕切ってますが、ニュージーランド航空では、ビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスの間はカーテンで仕切らず、プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスの間のみカーテンが仕切っているので、プレミアムエコノミーのキャビンはとても静かです。
いくつかの航空会社でプレミアムエコノミークラスが設置されてますが、その中でも「パシフィック・プレミアム」はかなり高いレベルだと実感しました。
最後のページでは、ニュージーランド国内就航地に便利なアドオン運賃とオーストラリアやタヒチなどの南太平洋の島への正規割引運賃について紹介します。
