
ワインも高級品がそろえてあるとはいっても白、赤、シャンパンそれぞれ1銘柄だけ。ただ機内食に出たキャビアとサワークリームの載ったスモークサーモンはいままで食べた機内食の中ではもっとも美味しかったもののひとつ。きわめてシンプルではありましたが。
60年代のテクノロジーの懐かしさを感じさせたコンコルド
水平飛行になると「マッハ2」と表示された電光掲示板の前で記念撮影をする人たちが列をなすようになります。そして機内販売。コンコルド関連グッズもいくつかあり、コンコルドの形をしたキーホルダーを購入しました。いまでも車の鍵につけています。
3時間45分のうちマッハ2以上の巡航は1時間ほど。アメリカが近づくと急激に速度を低下させていきます。そしてコンコルドは無事、夕刻のニューヨークJFK空港に到着。到着後はコクピットを見学させてもらいました。写真などでよく見てはいましたが、アポロ宇宙船をイメージさせるツマミの膨大な数にあらためて圧倒。コンコルドが設計された60年代はテクノロジーが人類の未来を切り開いていくという無垢な夢が語られた時代でもありました…。

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