ライフスタイルを提案する宿
今日の住処の「床座」で。何もしない贅沢な時間を愉しむ。 |
そんなアナタのために、いい宿はたくさん、あります。
それでは、アナタの旅について、いくつか質問です。
問1.誰かを招待したり、喜ばせてあげるための旅ですか。
それとも、自分たちのための旅ですか?
問2.平凡な日常に少し刺激が欲しくて出かける旅ですか。
それとも、変化の激しい日常から脱出したくて出かける旅ですか?
こんな二問に答えるだけでも、選ぶ宿は全く違います。宿選びの市場は、大きく4つの市場に分かれているのです。
老親のため、子供のため、恋人のため。価値観をまたがり、人を楽しませてあげたい場合は、相手の気持ちにたって「たまには豪華な」あるいは「多少施設が古くとも企画が充実した」宿を選びましょう。
自分たちのためだけど、たまには着飾って豪遊しようよ。エステ、しようよ。そんな「自分にごほうび」の旅なら、女性誌によく載っているセレブな宿を選びましょう。
そうではなく、毎日忙しい「自分たちのため」に、「脱・日常」を図りたい。「モノはお金で買えるけど、時間はお金で買えない」。それでも、「何もしない時間を買いに出かけたい」。
そんな「自分のライフスタイルを満たす旅」があります。
その旅を愉しむには、実は、豊富な社会経験が必要です。なぜ、「サービス料が50%なのか」理解できる能力や、「利便性より環境が大切」と感じる価値観も必要です。
知識もあり、モノは満たされているけれど、心から寛ぐ時間がない。
そんな、時間を買うアナタの今回の旅は、2泊3日。
携帯を握り締め、会社のことが気になる1泊旅行なら止めましょう。
でも、万一のことがあれば、東京まで90分です。
行き先は、軽井沢。
アナタにご紹介する宿は、「星のや軽井沢」です。
まずは、アナタに代わって、わたしが旅をしてきました。
さあ、「脱・日常」の旅は、次ページ。