妥協したくないゴールデンウィークの宿探し

間近に迫ってきた5月の大型連休。以前から目当てにしていた宿は満室……でも、待ちに待った連休だけに宿にだって妥協だけはしたくない。そんなゴールデンウィーク間際での宿探しの極意をご紹介します。
新緑の旅行.新緑.車の旅....

待ちに待った大型連休だからこそ「宿選び」は失敗できない


2018年のゴールデンウィークは最長で9連休ということもあり、国内外ともに旅行人数も昨年より増加。国内旅行の目的は帰省が最多となっているものの、「温泉でゆっくりしたい」「美味しいものを食べたい」を目的に、宿泊形態としては昨年度と比較して「旅館」が微増しているのも特徴です。

極意1:場所ではなく「移動時間」で旅先を考える

間際の予約になってくると「近場でいいか」と考えがちですが、少し目線を変えて「遠くにはあるけど、実はアクセスが良い観光地」を探してみましょう。

例えば、東京にお住まいの方が直前予約をする場合「近くの伊豆箱根あたりでいいか」と天気予報図内の観光地の宿を探してしまいがちですが、皆さん同じ事を考えてしまうので、どうしても宿も混んでいるのです。

そこで、天気予報図を想像してみてください。普段見ている天気予報図の外側を旅先として考えてみることはできないでしょうか? 関東地方の天気予報図の外側にある場所といえば、中部地方の新潟県や東北地方の福島県。「遠い」と思っているかもしれませんが、実は、新潟県の玄関口である越後湯沢駅、福島県の観光の拠点になる郡山駅までは、いずれの駅へも東京駅から新幹線に乗れば約1時間20分で着くのです。

もしかして日頃の通勤時間と同じくらいではないですか? しかも、電車が通らない近場の宿と比べた時、宿へ早く着ける可能性も高いです。場所ではなく移動時間で探してみれば、選択肢も増えてくることでしょう。

極意2:美味しい食事目的なら「北の宿」が穴場!

ゴールデンウィークの行き先といえば、夏を先取りできる沖縄や春の陽気が残る北海道に人気です。しかし、本当に美味しいものにありつきたいのならば、「北の宿」がおすすめなのです。それも山側にある宿。なぜならば、南の宿に比べて比較的空いているうえに、雪解けを待った美味しい山菜が、量、種類ともにゴールデンウィークが最盛を迎え、その恵みを存分に食すことができるから。

山菜の宿でおすすめの宿といえば、新潟県北部の清流「荒川」沿いに湧く「えちごせきかわ温泉郷」の一つ、鷹ノ巣温泉「四季の郷 喜久屋」です。全室に専用の温泉露天風呂があり、吊り橋を渡って宿へ向かえば非日常の空間が広がります。
鷹ノ巣温泉.喜久屋.山菜料理

【四季の郷 喜久屋】山菜料理の数々。新潟の地酒とあわせたい。


山菜は家族総出で収穫し処理したもの使い、三代続く宿主が自ら包丁を握ります。そして、ゴールデンウィークを逃した方もご安心ください。こちらの宿では、春に収穫した山菜を丁寧に保存し、一年中でその美味しさを楽しむことができるのです。

極意3:温泉とセットで行ける「春スキー」もおすすめ

本格派スキーヤーの楽しみといえば春スキーですが、ゴールデンウィークのスキー場こそが穴場なのです。実は、スキー場の近くには良い温泉が湧いています。山の地脈があるからこそ私たちは温泉の恵みにあやかれるのですから当然ですね。

例えば、長野県志賀高原と湯田中(ゆだなか)・渋温泉。新潟県赤倉と赤倉温泉。長野県白馬と白馬八方尾根(はっぽうおね)温泉。山形県・蔵王と蔵王温泉などがあります。(各スキー場の営業期間、ゲレンデの降雪状況は、予めご自身でお調べください)
月山.志津温泉.変若水の湯.つたや.露天風呂

【変若水の湯 つたや】露天風呂からの眺め。雪解けと新緑が同時に訪れる月山の5月。


そして、春スキーの名所といえば、山形県の霊峰である月山にある月山スキー場。もちろん「月山志津温泉」という良泉も湧いています。おすすめの宿は「変若水の湯 つたや」。「つたや」は、出羽三山の参拝者を迎える宿として開業し、春夏のスキーを含めて月山の魅力を伝え続けている宿。山菜はもちろん山の滋味深い料理を食すことができるのです。

満室だ……と諦めないで、北に進路をとれば、素敵な宿と出会えるかもしれませんよ。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。