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体長30センチ超 尻太蝦蛄に挑む(2ページ目)

その殻の模様から、別名はトラ蝦蛄(しゃこ)。一般の蝦蛄の10倍ほどの巨躯。これだけ大きいと蝦蛄の概念が変わります。蒸し、揚げ、焼き、様々な調理法でいけます。今回は、パスタで!

執筆者:萩原 章史

蝦蛄(しゃこ)
トラのような模様から、トラジャコとも呼ばれます

尻太蝦蛄の前脚は驚きの味

蝦蛄の前脚は高級な寿司屋などで珍重されます。なにぶん、普通の蝦蛄の前脚の身を集めるには、大変な手間が掛かります。軍艦巻きで食べようなら、ひと巻きで10匹分くらいは必要です。

蝦蛄の爪(前脚)は別名 ラッキョウ

蝦蛄(しゃこ)
指よりも大きな超ビックサイズ
普通の蝦蛄の前脚は、確かにラッキョウを小さくした形ですが、尻太蝦蛄の場合は本物のラッキョウよりも大きいです。私のひとさし指と同じくらいです。

普通の蝦蛄でも、この強力な前脚を使い、ひじうち技で貝の殻を割ります。もちろん、はさまれたら怪我をします。この尻太蝦蛄にひじうちされたら、大きな蛤でもひとたまりもないかもしれません。もちろん、人間の指も切れるほどでしょう。

こんなに食べ応えのある蝦蛄の爪は初めてです。非常に身が締まり、味も濃厚です。
1個で一生食べる蝦蛄の爪を超えてしまうほどです。

濃厚な蒸し汁と身と子がたっぷりのパスタ 太い麺が合います

蝦蛄(しゃこ)
濃厚な蝦蛄を全て堪能するにはパスタが一押し
かなり濃厚な出汁で、くどくなりそうなので、今回はトマトソースと混ぜました。
普通のトマトソースのパスタの作る要領ですが、トマトソースに蒸し汁と殻をむいた時に出る汁を混ぜます。

また、パスタは細いと蝦蛄に負けてしまうので、太い麺が良いです。ソースとパスタをあえる時に、切り分けた身を混ぜて、イタリアンパセリを振って出来上がりです。
チーズも不要なほどの濃厚な味。かなり満足します。白ワインではなく、赤ワインでも良いくらいのインパクトです。

このクラスの食材を調理するには、イマジネーションとチャレンジングな気持ちが必要です。まさに、料理は格闘技という言葉がぴったりの素材でした。

【お取り寄せ情報】
築地の藤田水産 ※早朝は忙しいので、電話は10時以降に
電話:03-3248-1351 

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