ホワイトアスパラガスの調理法
シンプルな網焼きもかなり美味 |
ひとつは直接焼いて食べる方法。もうひとつは下茹でしてから様々な調理に利用する方法です。
一番簡単なのは、焼きホワイトアスパラガス。
イメージ的には焼きなすと同じです。焼き網で表面がこげるくらいに焼き、皮をむいてそのまま頂きます。塩をつけても良いですが、そのままで甘みを堪能してからにして下さい。もちろん、マヨネーズを最初からは付けるのは厳禁です。
貴婦人が可哀想です。
※ もうひとつ重要なのは、魚を焼く網とは別にすることです。気品ある香りに魚のにおいが付き、幻滅です。
皮は捨てないで、茹で汁の味の素になります |
これもいたって簡単です。アスパラガスの尻の方の皮を、包丁と指で挟んで、穂先に向かってはぎます。皮の硬い部分だけがむけますので、これでOKです。
むいた皮は捨てないで、茹でる時にお鍋に入れます。そうすることで、ホワイトアスパラの香りとうまみが一層際立ちます。
好みで塩・レモン汁を加え、ホワイトアスパラを入れ、再度沸騰したら、1分前後で茹で上がりです。輸入品や古いものは5分とか8分とかかかりますが、鮮度が良い滝本農場のものであれば、あっと言う間に茹で上がります。
茹で汁は後で使うので捨てないでください。太いのもこれで十分です。細いのは少し早めに火を止めます。くれぐれも、茹で過ぎに御注意下さい。
茹で汁ごと荒熱が取れたら、冷蔵庫で保管します。
茹で汁ごと冷蔵庫で保管します |
茹で汁ごと、冷蔵庫で保管していると、だんだん味が深まってきます。どちらが美味しいとか不味いの問題ではなく、味が変化していきます。
冷たいアスパラをそのまま食べても美味ですし、シンプルなソースやドレッシングをつけても美味です。
オリーブオイルでさっと炒めても美味ですが、決して乱暴に扱わないでください。
フランスでマドモアゼルの指先と呼ばれ、大切に扱われる穂先が欠けてしまいます。
貴婦人の指先のような姿態 |
届いた日に下ごしらえするのが基本ですが、少し古くなって、硬くなってきたら、茹でる時に、包丁やピーラーで皮を全体にむけば、同じように柔らかく頂けます。
ピューレにして白子豆腐も最高です。このホワイトアスパラガス。主役をはれる野菜です。おまけに期待効能も充分です。
北海道の春の味覚 本州では初夏になります。バーベキューで食べても最高です。
ホワイトアスパラガスの薀蓄を語りながら、今夜の厨房に立ってみては如何ですか。きっと素敵なディナーと夜になること間違いなしです。
【お取り寄せ情報】
滝本農場
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