みんなの投稿レシピ/産直品・お取り寄せレシピ関連情報

コハク酸とミネラル豊富なパワーフード 亀の手(2ページ目)

スペインではペルセべと呼ばれる、高級食材の亀の手。日本各地でも男性のパワーフードとして珍重! 日本各地の呼び名『せ』、実は男性のシンボルの意。

執筆者:萩原 章史


いざ 亀の手を食す

亀の手
大きなものは大人の親指ほどの大きさ
大きく分けて、亀の手は2つの部位に分かれます。
亀にたとえると、亀の手のひら部分と亀のうで部分です。うろこのように見える皮は簡単にむけます。手のひら部分は口で、えさを捕食する為の『もさもさ』した部分があり、この部分は美味しくないので、歯でしごきながら食べます。
うでの部分の皮をむくと、中は貝のようです。

亀の手の味は?

亀の手
右側の部分が美味しい部分です
貝と海老と蟹を足して3で割ったような味です。海老と蟹に近いですが、どこか貝のような味がします。それはおそらく、亀の手には大量のコハク酸が含まれているからだと思います。コハク酸といえば、ホタテ貝のうまみ成分です。
「コハク酸」が体内でクエン酸に変化し、エネルギー代謝を活発にし、疲れにくいタフな身体をつくるのです。
おまけに海のエキスをたっぷりと含んだ亀の手は、様々な必須ミネラルの宝庫です。

つまり、亀の手は疲れにくい体質に必須の栄養素やミネラルの集合体と言えます。

昔から、亀の手に愛好者がいるのはうなずけます。エネルギッシュなスペインの男性が好きなのも合点がいきます。スペイン人も汁をこぼさないでしゃぶるように食べるようです。やはり、そのエキスこそ重要です。

他の調理法

塩茹でが一番簡単ですが、下ごしらえが済んでいれば、焼き物やホイル焼きも一押しです。味的には焼いたほうが汁が濃縮され、濃厚です。

ツボにはまれば、枝豆同様に『やめられない とまらない』的なテンポになります。

また、多くの地域では味噌汁の具として食されます。シジミ汁ほどではないですが、何やら元気になりそうな味噌汁です。

海のエキスともいえる亀の手。やはり、美しい海域で採れたものにしたいものです。
今回の取り寄せは、水のきれいな対馬海域からです。


【お取り寄せ情報】
つしま商品工房
以南さん 電話09205-8-0257
つしま商品工房ではこの時期、シッタカも美味ですが、天候により入荷がない場合があるので、要問い合わせです。

【前回、ご紹介した産直品】
・コラーゲンたっぷり テールスープ

【2月の産直品といえば、コレ!】
・三ツ星レストランでは数万円 ブルターニュ産 最高級オマール海老

・銀鱗の下に隠されたピンクの身にうっすらと入る脂 北海道虎杖浜 サクラマス

・これぞ究極の牛乳 日本で唯一の無殺菌牛乳
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます