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イタリアのスクールライフと食育事情(5ページ目)

わが家の娘4歳。日本の学校とイタリアの学校のダブルスクールをしています。印象に残ったことと食育事情に焦点をおきながらイタリアのスクールライフご紹介します。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

子供の視野を区切らない、自由な子育てを!

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保育園での催し物。小さな時から、様々な国々と人々が共存することを教えます。

小さな喜びがありました。
サマースクールに通わせる前のイタリア渡航で、ばったりと公園で娘より1歳上の男の子とそのお父さんに会いました。
子供達は遊びはじめ、その時の男の子シモーネがいったこと。
「僕には日本に友達がいるんだ! 冬に友達になったんだ!」という。
それは我が家の娘のことでした。冬での保育園の生活がシモーネにとってとても印象的だったようです。
半年とは言え、時間よりも早い子供達の成長にお互いがはじめはわからなかったのですが、わかればすぐに打ち解けて。
そしてなんとサマースクールが一緒でクラスも一緒だったという。
国が違っても、子供にとって友達は友達なのです。

最近では日本にも多くの国際結婚により生まれたミックスの子供達がいます。
そして二つの文化を学ばなければならないという背景を理解し、ダブルスクールを認めてくれる学校も増えてきました。
ついては、日本の学校不在時は欠席とせず、国は違っても出席日数表を提出すれば、出席日数を認めてくれるという。
どっちの文化というわけではなく、子供のそういう環境を理解してくれるという日本のシステムに私は凄く安心感を覚えました。

イタリア人の学校がないから、日本人の学校に入ったら言葉や文化がという悩みはこれによって解決です。
ただゆっくり食事をとるというところだけが、どうしても小さい子供には難しいかもしれませんが。

また、共働きでいる場合、帰国プログラムとしてエアラインによっては、子供だけのフライトを安全に見守ってくれる場合もあります。
アリタリアの場合、7歳を過ぎれば、ひとりで搭乗し、無事空港まで届けてくれます。
こうした環境の変化が、日本、イタリアだけでなく世界的にも行われているとか。
ハワイでは外人受付も可能なサマースクールがあり、日本の子供達も何人かいっているとか。
子供の教育は親にとって永遠のテーマとなりますが、モンスターペアレンツとなる前に、子供と一緒にスクールライフを楽しむ、子供の成長を一緒に自分の成長として楽しめる教育ができることが、親と子供にとって一番いいことかもしれません。

私も数少ない経験からですが、よいと感じたことは積極的に伝えていきたいと思います。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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