
古くから「9日餅は搗かないこと」と言い伝えられてきたので、29日には餅つきをしません。
31日では忙し過ぎるので、我が家では毎年12月30日に餅つきをします。
杵と臼を使うことはなくなりましたが、家庭用の餅つき機でもじゅうぶん、こしの強いおいしいお餅が
つきあがります。お供え餅(鏡餅とちょぽ餅)と丸餅を作ります。搗きたての餅を一個ずつラップで包み、
密閉袋に入れて冷凍保存しておけば、
自然解凍で、柔らかい餅がいつでも食べられます。
鏡餅は、丸めた餅をそれぞれラップで包んでから重ねて飾っておくと、カビやひび割れ
が抑えられます。昔と違い、今は北国でも家中が温かいので、お供え餅を11日の鏡開きまで
食べられる状態にしておく為に、こんな一工夫がなされるようになりました。此処庄内地方は丸餅です。ちょぽ餅はこの地方独特のお供え餅です。
※鏡もちの飾り方はこちら→
【冠婚葬祭のガイドサイト】
餅の作り方 (鏡餅・ちょぽ餅・丸餅)

■
材料■
・餅米 ...........................
1升
・片栗粉 .........................適量
用意する道具
餅つき機・バット・ヘラ・ラップ・ボウルに水■作り方■
1.
餅米をといで6時間~1晩水につけて置く。
2.
米をザルにあけて5分間水切りし、餅つき機にあけて平らにならす。
3.
ボイラーに熱湯を入れて蒸す。(水を入れるより早く蒸しあがる。)
4.
蒸しあがったら10分間搗く。途中2~3回、ヘラで水を少量かけると滑らかな餅になる。
(水をかけ過ぎないこと。)
5.
片栗粉を敷き詰めた餅取りバットにあける。
(餅つき機により搗き方は違います。添付の説明書に従ってください。)
6.▼早くしないと餅が固まってしまうので、すばやく作業する!▼
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1.熱い餅を手で千切る。
2.綺麗な面を外に押し出すようにする。
3.裏側を寄せて閉じる。
4.両手で丸く整える。
成型したら(表面がしわしわになるので)冷めて固くなるまで触らない。
7.
ちょぽ餅は、神棚、各部屋、トイレ、お風呂場、台所の火を使う場所、水周り等に供えるお供え餅で、
丸餅の上に小さく丸めた餅をのせて、四角に切った半紙にのせ、要所要所に飾ります。
8.
1升でこれだけの餅が出来上がりました。
(3軒分の鏡餅+ちょぽ餅+丸餅)
あと1升搗きます。
※
雑煮の作り方■ 昨日紹介したのは「ツナキャベツ」
レシピはこちら!