北海道は、森駅の駅弁として有名な『阿部商店のいかめし』は、全国で開催される 駅弁フェアーでも、常にトップ位置をキープしてると聞きます。 今日はその人気モノを作ってみようと思います。が、同じように作ったんじゃ芸がないってことで、 本来なら、イカに米を詰めて煮込むところを、ちょっとひねって、別々に炊くことにしました。 これなら、どなたにでも、手軽に作れるのではないでしょうか。 冷凍のヤリイカの小さいのが、ブロックで安く売られています。 ヤリイカは、とてもやわらかで食べやすいイカです。 又、美味しい卵を抱いた女イカが混じって入っていますので、当たった人はもうけもん、といったところでしょうか。 くれぐれも、その絶品卵巣を、取って捨ててしまわぬよう、ご注意ください。 (小さいのが手に入らなくて、大きいイカを使用する場合は、ワタを取ってください。) こんないかめし見たことない!! ■使用した材料 4人分 ・もち米2カップ・うるち米1カップ.....ジャー用の計量カップで ・小やりイカ......8~12ハイ ・人参......小さいあられ切り1/4C ・エリンギ(又は椎茸).....↑と同量くらい ・出し昆布....5cm角 ・水....200cc ・酒....50cc ・ミリン...50cc ・砂糖....大さじ1 ・しょう油....65cc ■作り方 【調理時間 :炊く時間+15分】 1.米をといでザルにあげる。 2.ヤリイカを流水に漬けて解凍する。 3.イカの裏側の下を2cmほど切ると、墨袋が見えるので、 それだけを手で取り除き、ザルで水をきる。 4.鍋に水と調味料を加えて煮立て、イカを加えて、アルミホイルか紙の蓋をする。 5.7分ほど煮たら、煮汁を300ccほど取って、ジャーに入れる。 6.米をあけて、目盛りまで水を足し、人参と茸と、出し昆布を入れてスイッチを入れる。 7.イカはそのまま汁がなくなるまで煮続ける。 8.炊き上がったら昆布を取り出してざっくり混ぜる。 9.皿にご飯を盛り、イカをのせる。 ※イカのワタごと全部煮ることになりますので、ふくよかな風味が味わえます。 上品に仕上げたい場合は、あらかじめイカをサッと茹でてから、煮付けてください。 関連 ・最後の仕上げはイカの中【烏賊飯リゾット】 ・鯛が赤飯しょってやってきた!【鯛の赤飯蒸し】 ・ジャーはご飯炊きマシンだけにあらず【楽々炊飯ジャークッキング】 ・名物を作ってみようシリーズ No1【秋田・やわらか煎餅】 No2【新潟・イタリアン焼そば】 No3【群馬・モツ煮こみ】 No4【横手・キリタンポ】 No5【山口・瓦そば(風)】 【編集部おすすめの購入サイト】Amazonで人気レシピの書籍をチェック!楽天市場で人気レシピの書籍をチェック!※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。