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○○さえあれば、何にもいらない (1) お茶わん一杯分の幸せ

あなたがいくら浮気したとしても、いつかはきっと帰ってくるはず私の元へ......白いご飯の独り言。

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

みょうがたけ
ミョウガはショウガの仲間です。食べ過ぎても、物忘れはしません。 一般的には、薄紫色した花茎(花蕾・からい)を食します が、春~初夏にかけて出てくる新芽の若い茎「みょうがたけ」の優しい香と味も又、格別なおいしさです 。
ということで、 本日のお茶碗一杯分の幸せは、
ミョウガのささやかな初夏のカオリ

 

今日の一杯のご飯



ミョウガ<茗荷>はショウガ科の多年草で、花茎<ミョウガの子>と若茎<ミョウガ竹>を食用とします 。 特別な手入れをしなくてもどんどん増えていくようで、 この時期、そこかしこの家の庭先で、前年より一周り大きくなった緑の葉の集団を見る事ができます。 花茎は夏と秋の2回、若茎と若茎の間の地面から竹の子のようにポッと顔を出し、そこを摘み取り食します。

【保存】いたみが早いので、ぬれた新聞紙に包みポリ袋に入れて冷蔵庫で2~3日、冷凍すれば長期保存が可能です。

【栄養】ミョウガには、ビタミンやミネラルはわずかにしか含まれていませんが、食欲不振、口内炎、のどの痛み、ストレスに効くと云われてます。 また、 熱冷ましや解毒効果があり、夏バテにも良いようです。

それで、今日のご飯の友ですが、なじみの薄紫色のミョウガではなくて、ミョウガタケの方です。 しかも、 日を当てないで軟白栽培されて市場に出回るひ弱そうなものでもなく、そこら辺の庭に群生する、放っておけばやがて朽ち果ててしまう、青い若茎が本日の主役です。

では、実家から株分けしたばかりでまだ数少ない茗荷竹を、庭から数本採ってきて、 生のままシャキシャキ刻んでおしょう油かけて、炊き立てご飯にのせて、、、いただきま~す。

(沢山手に入るようなら、茹でて上皮を剥いて、お浸しや胡麻和えにしても美味しい!)

食材

ミョウガの若い茎、白いご飯、しょう油、(かつおぶし)

作りかた

1.庭のミョウガ竹を地面から3cmほど残して切り取る。
2.一番上の固い皮を筍のように剥く。


3.細かく刻む。
冷水にサッと放ちアク抜きする(数秒)。

お吸い物や味噌汁に放してもおいしい!

4.水を切り、しょう油少々で味付け。


冷やっこにかけても...

ネギやカツオ節をふりかけたら味も栄養もアップ!


今日のご飯は、生まれも育ちも山形の、オリジナル米はえぬき
粘りが強くしっとりしていて、噛みごたえがあります。


お茶碗一杯の幸せは続きます。次回をお楽しみに....
 


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お茶わん一杯分の幸せ(3)【ワラビタタキ】
お茶わん一杯分の幸せ(4)【烏賊の塩から】
お茶わん一杯分の幸せ(5)【山形のだし】
お茶わん一杯分の幸せ(6)【塩ジャケ】
 
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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