毎日のお助けレシピ/料理のABC関連情報

旬の味 だだちゃ豆

白山地区の「しらやまだだちゃ」は抜群のおいしさを誇ります。同じ苗を持ってきて植えても同じ味には育ちません。野菜の中でトップクラスの栄養価の枝豆を食べて今年の夏は夏バテ知らず!

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

『だだちゃ豆』 をご存知ですか?<最近中山美穂さんがビールのCMで言ってるアレです>私にとっては、子供の頃よりずっと聞きなれた枝豆の名前で、枝豆と言えば、だだちゃ。しかも白山地区で採れる「しらやまだだちゃ」と相場が決まってました。小ぶりで実がくりくりっとした感じで皮は薄め、他の枝豆よりは黄色が勝ってるかな?の緑色。噛むと香ばしいかおりと軽い歯触り。
そして何より、他を圧倒する豆の甘さ。例をあげれば、初めて北海道で食べたとうもろこしの美味しさ!でしょうか...<想像>

《白山だだちゃ豆の苗を他の土地で栽培しても同じ味にはならないようです。
同じ事が新潟の魚沼地区のコシヒカリにも言えます。
神様もエコヒイキが過ぎる...気がしないでもないですが...》

 

(写真は市郎兵衛まめ)



「だだちゃ」とは「おじさん、おじちゃん、とうさん」といったたぐいの方言で、対するおばちゃんやかあさんは「ががちゃ」になります。でも、ががちゃ豆なるものはどうやら存在していないようです。
地元のニュース以外のテレビで初めてその名前を聴いたのはとんねるずの「食わず嫌い選手権」という番組でした。<パート1の時ですからもう十数年前のことでしょうか>

中森明菜さんが『だたちゃ豆っておいしいよー!』を連発するものだから、なんだかこそばゆかったです。だだちゃの意味を知らないのだからしょうがないけれど、若い女の子の口からはあんまり“だだちゃだだちゃ”という言葉は出てこない、、というか・・・乱暴な呼び方なのです。本来は。


“夏バテ解消スタミナ料理”でも書きましたが、枝豆とは若い大豆のことで、良質のたんぱく質をたっぷり含んでおり、ビタミンB1B2及びカルシウム、その上、成長しきった大豆にはないビタミンC.Aまでをも持ち合わせているという野菜界の若きエースなのです。ビールのおつまみに枝豆!子供のおやつに枝豆!美容と健康にも枝豆!

●次のページでは「枝豆ごはん」「ずんだもち」「ずんだ和え」「だだちゃ豆の取り寄せ先」「栽培方法」「丹波篠山の黒枝豆」「新潟の茶豆」等を紹介致します。


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【旬の味】その2『岩ガキ』
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