『だだちゃ豆』 をご存知ですか?<最近中山美穂さんがビールのCMで言ってるアレです>私にとっては、子供の頃よりずっと聞きなれた枝豆の名前で、枝豆と言えば、だだちゃ。しかも白山地区で採れる「しらやまだだちゃ」と相場が決まってました。小ぶりで実がくりくりっとした感じで皮は薄め、他の枝豆よりは黄色が勝ってるかな?の緑色。噛むと香ばしいかおりと軽い歯触り。
そして何より、他を圧倒する豆の甘さ。例をあげれば、初めて北海道で食べたとうもろこしの美味しさ!でしょうか...<想像>
《白山だだちゃ豆の苗を他の土地で栽培しても同じ味にはならないようです。
同じ事が新潟の魚沼地区のコシヒカリにも言えます。
神様もエコヒイキが過ぎる...気がしないでもないですが...》
(写真は市郎兵衛まめ)
「だだちゃ」とは「おじさん、おじちゃん、とうさん」といったたぐいの方言で、対するおばちゃんやかあさんは「ががちゃ」になります。でも、ががちゃ豆なるものはどうやら存在していないようです。
地元のニュース以外のテレビで初めてその名前を聴いたのはとんねるずの「食わず嫌い選手権」という番組でした。<パート1の時ですからもう十数年前のことでしょうか>
中森明菜さんが『だたちゃ豆っておいしいよー!』を連発するものだから、なんだかこそばゆかったです。だだちゃの意味を知らないのだからしょうがないけれど、若い女の子の口からはあんまり“だだちゃだだちゃ”という言葉は出てこない、、というか・・・乱暴な呼び方なのです。本来は。
“夏バテ解消スタミナ料理”でも書きましたが、枝豆とは若い大豆のことで、良質のたんぱく質をたっぷり含んでおり、ビタミンB1B2及びカルシウム、その上、成長しきった大豆にはないビタミンC.Aまでをも持ち合わせているという野菜界の若きエースなのです。ビールのおつまみに枝豆!子供のおやつに枝豆!美容と健康にも枝豆!
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【旬の味】その2『岩ガキ』