里芋だんごのみたらしあんの作り方
旧暦8月15日、中秋の名月は里芋の収穫の祝いと重なることもあり「芋名月」とも呼ばれ、里芋をお供えする地域が全国各地にみられます。また、お供えのお団子を見ると、関東があんをくるまない丸い形なのに対し、京都地方に伝わる月見団子は、団子を里芋のような形にしてこしあんでくるみます。冷凍の里芋を使うので、とても簡単にできますよ。
里芋だんごのみたらしあんの材料(約15個分)
里芋だんごのみたらしあんの作り方・手順
里芋だんごのみたらしあんの作り方
1:
冷凍の里芋を耐熱容器に入れ、ラップをして5~6分間加熱します。里芋が柔らかくなったら、マッシャーなどでよくつぶします。
2:
つぶした里芋の粗熱が取れたら、だんご粉の1/3を加えてよくこね、ラップをして電子レンジで2分半加熱。この作業をあと2回繰り返します。
3:
こね終わったら、粉っぽさが残らないように、ラップをして3分加熱します。その後粗熱が取れるまで待ちます。
4:
手に水蜜(分量外:水大さじ2に砂糖大さじ1を溶かしたもの)をつけながら、生地を丸めてゆきます。
5:
フライパンに薄く油を敷き、両面が軽くきつね色になるよう焼き色をつけます。
6:
鍋に、みたらしあんの材料を入れて火にかけます。砂糖が十分に溶けたら、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけて、みたらしあんを作ります。あんの半分にねりごまを混ぜて、ごまだれあんにします。焼き上がったおだんごにお好みの量をかけて召し上がってください。
ガイドのワンポイントアドバイス
みたらしんのほか、あんこや抹茶、きなこなど、お好みの味付けでお楽しみください。加熱した里芋はとても熱くなっていますので、やけどに注意してください。まずは木べらなどでよくこね、熱が冷めたところで手でこねてください。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。