お月見団子のレシピ! 江戸時代頃から続く行事の意味とは?
中国の名月観賞の思想から、旧暦8月15日(2007年は9月25日)の夜に美しい月を愛で、お供えをする「お月見」。かつては美しい月明りに対して詩歌管弦が催される行事だったのが、江戸時代頃から民間でもこれが盛んになり、供え物などもするようになって現在まで至っているといわれています。
江戸時代には、十五夜の前夜にも「待宵(まちよい)」と呼ばれる同じような儀礼がなされており、その夜の月は「小望月(こもちづき)、幾望(きぼう)」とも呼ばれたそうです。また、お月見の時に家族みんなでお供えのお団子を作るのが習わしだったとか。地方によって特色がありますが、十五夜には15個を三方に小高く盛り、十三夜には13個を供えることがよく知られています。
お団子を作る際の、こねて丸める作業は、お子さんも大好きなお手伝い。あっという間にできるので、ぜひご一緒に季節をめでる行事を楽しんでください。
江戸時代には、十五夜の前夜にも「待宵(まちよい)」と呼ばれる同じような儀礼がなされており、その夜の月は「小望月(こもちづき)、幾望(きぼう)」とも呼ばれたそうです。また、お月見の時に家族みんなでお供えのお団子を作るのが習わしだったとか。地方によって特色がありますが、十五夜には15個を三方に小高く盛り、十三夜には13個を供えることがよく知られています。
お団子を作る際の、こねて丸める作業は、お子さんも大好きなお手伝い。あっという間にできるので、ぜひご一緒に季節をめでる行事を楽しんでください。
お月見団子の材料(約15個分)
お月見団子の作り方・手順
お月見団子の作り方
1:だんご粉と水を混ぜてこねる
だんご粉に水を混ぜ、耳たぶ程度のかたさになるよう、手でこねます。
2:だんごの形を整える
こねた生地を15等分にし、手のひらで転がすようにして丸い形に整えます。
3:だんごを茹でる
たっぷりのお湯を沸かし、沸騰したところへ丸めただんごを入れます。だんごが浮き上がってきたら、そのまま2~3分ゆでます。
4:茹でただんごを冷水にさらす
ゆであがったら冷水にさらします。
5:バットなどにあげる
冷めたらバットなどの上にあげて軽くうちわなどであおぐと、テリが出てきれいな出来上がりになります。
6:お月見団子の完成
あんこや抹茶、きなこなど、お好みの味付けでお楽しみください。
ガイドのワンポイントアドバイス
缶詰のフルーツと混ぜて白玉ポンチなどにすると、また違ったおいしさが楽しめる、華やかで簡単なデザートになります。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。