定番献立の親子丼簡単レシピ
明治時代、今も東京・人形町にある老舗鶏料理店の出前限定メニューとして始まったと言われる「親子丼」。当時は、鶏肉を割り下で煮て卵でとじたものをご飯に乗せたもので、ねぎや玉ねぎなどは使われなかったそう。今ではすっかり定番家庭料理になりました。今回は、脂がのってコクのある鶏もも肉を使いました。あっさりした味がお好みの方は、ささみや胸肉で作ってください。
親子丼の材料(2人分)
親子丼の作り方・手順
親子丼の作り方
1:割り下を作る
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鍋に割り下の調味料を入れて火にかけ、ひと煮立ちさせたら火を止めてそのまま置いておきます。
2:玉ねぎとみつばを切る
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玉ねぎは皮をむいて薄切りに、みつばは2cm程度の長さに切ります。
3:鶏肉の下ごしらえをする
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鶏肉は皮と余分な脂を除き、一口大に切ります。下味用調味料をふって軽くもみ込んでおきます。
4:親子鍋に1人分の割り下と具を入れる
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親子鍋に1人分の割り下・鶏肉・玉ねぎを入れて火にかけます。沸騰したら火を弱め、鶏肉に火が通るまで煮ます。
5:溶き卵でとじる
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鶏肉に火が通ったら、溶き卵を回しいれて全体をとじ、みつばを散らします。卵の火の通り具合がお好みの加減になったら、丼によそっておいたご飯の上へのせます。
6:ご飯にのせる
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ご飯の上へのせます。
ガイドのワンポイントアドバイス
親子鍋はご飯に具がのせやすく、1人分の分量を作るのにも便利。それがない時は、こびりつかない樹脂加工の小さいフライパンなどを使うとよいでしょう。今回は卵を2個使用しましたが、卵の量はお好みで。玉ねぎがないときは、長ねぎの白い部分をお使い下さい。割り下も、お好みで砂糖やしょうゆを調節して下さい。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。