名前の由来は甲殻類

シャコバサボテン
シャコバサボテンの花
庭が冬を迎える頃に窓辺を彩ってくれる、シャコバサボテンの花。その花の美しさとは裏腹に、名前の由来は葉のように見える茎節の形が甲殻類の「シャコ」に似ているから。シャコバサボテンとは、蝦蛄葉サボテンだったんですね。 可憐な花には、別名の「クリスマスカクタス」の方が似合っている気もします。もう一つの別名「デンマークカクタス」というのは、デンマークで改良されたシャコバサボテンの品種を指すものです。

また早春に開花するよく似た植物で、これまた甲殻類の名をつけられた「カニバサボテン(Shlumbergera russelliana)」がありますが、葉の縁にギザギザがなく丸みがあるところで見分けます。なお、イースターカクタス(Rhipsalidopsis gaertneri)は、本種とは異なる植物です。

《 シャコバサボテン 》
 学 名 : Schlumbergera truncata
 別 名 : デンマークカクタス、クリスマスカクタス
 原産地 : ブラジル
 科 名 : サボテン科
 属 名 : シュルンベルゲラ属
 性 状 : 常緑多肉植物
 開花期 : 10月~12月
 花言葉 : 美しい眺め、冒険心、命の喜び

シャコバサボテンの選び方

シャコバサボテン
デンマークカクタス'トーアニレー'の開花株
秋になるとシャコバサボテンの開花株が店先に並ぶようになります。種類も充実していて好みの花色で選ぶことができるので、この時期に購入すると良いでしょう。

これからの開花を見込んで、たくさん蕾がついたものを求めたくなりますが、小さい蕾は環境の変化や乾燥に弱く、購入後にポロポロと落ちてしまうことがあります。大きく膨らんだ蕾があるものを選びましょう。また、茎に皺が寄っているようなものや、色の悪いものは避けるようにします。

シャコバサボテンの管理の仕方

シャコバサボテン
鉢は、直射日光を避けて
【置き場所】
晩秋から冬の観賞期は、レースのカーテン越しなど直射日光を避けた室内の明るい場所に置いて管理します。購入直後は蕾が落ちたりしますが、環境に順応するまで置き場所を変えないようにします。

適温は15~18度くらいで、暖かすぎる場所では花持ちが悪くなります。蕾があるうちは、最低気温が10度以下まで冷え込まないようなところに置きましょう。花が終わってから春までの間は、5~10度くらいで管理します。

冬期以外は戸外で管理できますが、直射日光の当たらない風通しの良い明るい場所に置きます。戸外に出す際は、寒地では遅霜に注意しましょう。また、エアコンの室外機の側などは避けます。

【水やり】
シャコバサボテンの蕾
開花には水分が必要
蕾がついてから花が咲いている間は、乾燥に注意が必要です。ただし鉢内が過湿になると根腐れを起こすので、水やりは表土が乾いてからたっぷり与えます。空気が乾燥しているときは、霧吹きをしてあげましょう。

花後と真夏には、水やりは控えめにして乾かし気味にします。なお、後述の「芽摘み」や植え替え後は、水やりを一時的に控えます。

【肥料】
春に新芽が伸び出してから7月までの間、1000倍に希釈した液肥を2週間に1回与えるか、置き肥の固形肥料を規定量与えます。7月以降は肥料を与えないようにします。

【整枝と植替え】
シャコバサボテンの茎節
茎節は手で簡単に摘み取れる
シャコバサボテンの株を美しく保つため、春に地際から3節ほどを残して、その上の茎節を手で摘み取って株全体の姿を整えましょう。この作業を行うことで、生育期の成長も促されます。

鉢いっぱいに根が回ってしまったシャコバサボテンは、この時に植え替えてリフレッシュさせてあげましょう。鉢から株を抜き取って根を整理してから、新しい培養土を入れた鉢に植え替えます。鉢から株が抜けない場合は、鉢の外側からゴムハンマーで叩いたり、鉢を垂直にトントンと叩きつけるようにすると抜けやすくなります(素焼き鉢などでは、割らないようにご注意を!)。

土は、シャコバサボテン用の培養土が手軽で便利でしょう。水やりは、植え替え後4~5日経ってから行います。

【殖やし方】
シャコバサボテンは、挿し芽で殖やすのが一般的です。春の芽摘みの際に摘み取ったものを挿し穂として使用します。挿し穂は2節に調整し、半日陰で切り口を1日ほど乾かしておきます。これを挿し芽用土に挿しておくと、3週間ほどで根が出てきます。挿し床に挿し芽用土を使わずに、湿らせた水苔で切り口を包む方法もあります。

次の年も咲かせるには?

シャコバサボテンの花
可憐な花を、翌年も楽しもう
年を越したシャコバサボテンを開花させるには、花芽の形成に大きく関わる「秋の芽摘み」と「日照時間」がポイントになります。

【秋の芽摘み】
9月以降に伸びた若い新芽には花がつかないので、9月中に小さな新芽を全て摘み取ってしまいましょう。この秋の芽摘み作業の後2週間ほどは、新芽の発生を抑えて花芽を形成させるために水やりを控えます。

【日照時間】
シャコバサボテンは、典型的な「短日植物」です。
日照時間が12時間以下にならないと花芽が形成されないので、夜間も照明で照らされているような環境では花芽がつきません。蕾がつくまで照明の当たらない場所で管理するか、夜間は段ボール箱を被せるなど半日遮光して4週間は短日処理を行います。

管理のポイントをしっかりおさえて、きれいな花を楽しみましょう!



■経験談シェアリングサービス「エクシェア」にあなたの経験談を掲載しませんか?
経験シェアリングサービス「エクシェア」では、「配偶者の不倫を乗り越え、夫婦関係を再構築している」「配偶者とセックスレスだったが、解消した」など、夫婦関係にまつわる悩みを乗り越えた体験談を募集しています。
※応募内容をもとにした独自取材にご協力いただいた方には3300円(税込み)をお支払いいたします

【経験談例】
40代で夫の不倫が発覚するも、夫婦関係の再構築を選択。子供はぶじ志望大学に進学、夫婦仲も円満になった女性の話(50代、女性)
モラハラ・DV夫との生活に耐えかね、予告なしに家出。離婚調停を経て離婚した話(40代、女性)
W不倫&クレジットカードの使い込みが夫にバレて離婚。シングルマザーとなり、事務職とナイトワークの掛け持ちで生計を立てている話(40代、女性)

☆エクシェアの記事を毎月お得に読めるマガジンこちら
「パートナーの不倫・夫婦関係の再構築」に関する体験談を読むならこちら

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。