※このイベントは、2005年2月27日をもちまして、終了いたしました。
ガイドブック
「世界らん展日本大賞2005」公式ガイドブック
今年も行ってきました、「世界らん展日本大賞2005」(Japan Grand Prix・蘭・International Orchid Festival 2005)
「世界らん展」といえば、昨年も期間中46万人を超える入場者を集めた人気のイベントですが、とりわけ今回は15周年という節目の年。
様々な記念特別展示や、ステージイベントも企画されており、注目を集めています。
今回は、その「世界らん展」の会場の様子などをご紹介したいと思います。

表彰式
開会に先立ち、プレスルームでの記者発表と、特設ステージで各賞の表彰式が行なわれた

今年の大賞は?!

「世界らん展」といえば、日本国内外から10万株を超える蘭が集まる「世界最大の蘭のフェスティバル」として有名です。
また毎年数多くの出展作品の中から、優秀賞、優良賞、奨励賞などが選出される場でもあります。
そしてその頂点に立つのが、「日本大賞」(花の女王として選出された最も優れた蘭に贈られる賞)なのです。

さて、注目の今年の「日本大賞」はこちら、
Den. cuthbertsonii 'Gold Mountain'(デンドロビューム カスバートソニー ‘ゴールド マウンテン’)です。
日本大賞
2005年日本大賞受賞株
画像を見てお分かりの通り、カトレアやシンビジウムといった蘭に比べて非常に小さな蘭です。
講評では、この品種にしては大きい花であるという点(受賞株の花は一輪が3センチほどです)、通常まばらに咲く花が70輪以上も一気に花を咲かせている点、クールタイプと呼ばれる夏の暑さに弱い品種であるにもかかわらず千葉県で大株に育てられたものである点などが高く評価されたということです。
また、赤とオレンジがこれほどきれいに入っている花も珍しいということでした。
この花は、一輪がなんと半年近くも咲きつづけるということです。

日本大賞受賞株
千葉県在住の古山氏によるDen. cuthbertsonii 'Gold Mountain'(デンドロビューム カスバートソニー ‘ゴールド マウンテン’)
今回は私も記者発表会から出席したのですが、ともすれば、より大きな花、見栄えのする花に目が行きがちのところを、このように丹精こめた作品が正当に評価される「日本大賞」というものに、深い感動を覚えました。
日本大賞受賞の一報を受けて記者発表会場に駆けつけた古山氏は、「まさか大賞を取れるなんて思っていなかったので、家でのんびりしてました」と一言。
また、「クールタイプの蘭を夏場どのように管理されたのですか?」という記者の問いに対しては、適温を保つための冷蔵庫を自作し、その中に入れて管理されたのだとか。
蘭に対するそのきめこまやかな愛情には、ただただ敬服するばかりです。

受賞株は会場内のシンボルゾーンに展示されていますが、毎回この周辺は大変混雑しています。
また、今回は株自体が小さい作品なので遠目では見づらいかもしれません。
オペラグラスや双眼鏡といったものがあると、便利かもしれませんね。

次ページからは、その他の会場内の様子をご紹介します!>>次ページへ