ミントを苗から育てる
斑の入った明るい葉色のパイナップルミント |
ミントは、庭植えにすると地下茎を伸ばしてどんどんはびこってしまい、他の植物を侵食しかねないので注意が必要です。地下茎が伸びていかないように鉢のまま埋め込むか、はじめから鉢植えで管理するとよいでしょう。また、前述のように交雑しやすいハーブなので、近くに違う品種のミント類を植えないようにします。
冬は戸外で越冬できますが、乾燥には注意しましょう。株元にマルチングを施してあげると、乾燥を防ぐことができます。
ミントの水やりと肥料の上げ方
ミントは他のハーブよりも水を好む |
ミントは、肥料を与えすぎると香りが弱くなってしまいます。肥料を与えるときは、1000倍に薄めた液肥を月に1度程度で充分です。
ミントの病気
ミントに見られる病気として、「さび病」があげられます。さび病の症状は、葉が黄変し茶色の斑点が現れます。菌による病気なので、発生した場合は株を処分し、同じ場所にミント類を植えないようにします。次ページは、ミントを種から育てる方法と殖やし方です。