アプローチ・主庭・サービスヤードなど、庭のゾーニングを確認しましょう。
カーポートや物置など動かせない既存物が、ちゃんと現況図に書き込まれていますか?
そのうえで、庭での動線を考えます。
例えば、玄関からカーポートに行くには、どこを通りますか?
勝手口から物干し場へ行く通路はどこでしょう?
屋外水栓を使用するときはどうですか?
リビングから庭にでるときはどうでしょう?
このように普段通路として使用している場所をプランニングシート(ここでは現況図のコピー)に書き込んでいきます。わかりやすいように、色鉛筆で書き込んでいくと良いですね。
「WORK1.」の希望「リビングから見える場所にお気に入りの木を植えた」として、万一それが動線上だったりするといちいち避けて歩かなくてはならず、とても不便なことになります。
そのような事態を避けるために、動線の確認は重要になります。
動線を考えるときに注意したいのは、家族以外の人の出入りです。
これは案外見落としやすいのですが、人の出入りは玄関や勝手口に限らず、ガスや水道・電気メーターの点検、オイルタンク、ガスボンベの補充・交換などで業者が出入りすることがあります。
このようなライフラインに関わる計器が道路から奥まった位置にある場合は、通路を確保しておく必要があります。
ゾーニングと動線を確認したところで新たな問題点などが出た場合は、WORK1.のメモに足しておきます。