番外・育苗編
春に使う花苗を自分で準備するには、まだ寒いうちから種まきをして育苗することになります。
育苗スペースが確保できれば良いのですが、住宅事情によりベランダや軒先での育苗ということも多いでしょう。
ヒーターつきの発芽育苗箱なども販売されてはいますが、安価とは言えません。プロパゲーター(Propagator・繁殖の意)と呼ばれる蓋付き育苗箱もあります。ヒーターはついていないので値段は千円~三千円くらいなのですが、単価×必要な個数、となるとちょっと懐が痛いです。
通販のカタログでこのプロパゲーターをしばらく眺めていたのですが、この形はどこかで見たことがある…。それも身近なところで。
そう、例の水切りカゴです。100円ショップで水受けカゴと水切りカゴ、それにフタでしめて300円!これにジフィーを入れれば、腰水もラクラク。
さっそくビオラなどの発芽育苗に使ってみました。
ただ、空気穴がないので、ピッチリとフタをせず、割り箸を挟んで少し隙間をあけました。
これだとジフィーも乾燥しにくいので、約一週間でご覧のとおり双葉がたくさん出てきました。
他に、蓋つきのキャリングケースにプラグトレイをセットしたものも準備。これは挿し芽にも使える!と、一人悦にいっています。
いかがですか?ガーデニングに限らず、お金はかけようと思えばキリが無いものです。反対に「いかにお金をかけずに楽しむか」を考えるのは、脳の活性化にも繋がりますよ!
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