収納/収納関連情報

転勤族的暮らしの技術-ひとり・ふたり編-(4ページ目)

転勤してから長くて2年、早くて半年で再び転勤というケースもあるとか。トホホでもウキウキでも、部屋を片づけて職場や環境の変化をプラスに変えよう!

すはら ひろこ

すはら ひろこ

収納 ガイド

一級建築士

還暦過ぎても現役!建築・インテリア・整理収納の資格と経験による片付け術に定評がある。商品開発や収納用品のデザイン監修をはじめ、雑誌やテレビ、ラジオなどメディア出演多数。著書・監修書20冊以上、人気講師としてオンラインセミナーを開催。プロとして共働き主婦の目線から追求したメソッドが好評。

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部屋に戻ったら寝るだけだから、インテリアに凝るつもりなんてない、どうせ仮住まいだし。そうは言っても、自分時間を楽しんだりくつろぐには部屋の存在が大きいはず。インテリアとまではいかなくても雰囲気くらいは気に掛けて、我が家らしい空気感が欲しいところ。
そこで「これさえあれば」という、独身転勤族の必携アイテムはコレです。

魔法のラグ

薄手の春夏用、厚手の秋冬用と2枚のラグがあれば、よりいっそう居心地度がアップ。
まず、自分の居場所を心地よくするために最も手軽なアイテムは床に敷くラグです。

ラグと言っても、部屋イッパイに敷き詰める程の大きさは必要ありません。せいぜい90センチ×140センチでタタミ1枚分より小さいくらいの大きさが目安。その程度のサイズであれば、嵩張らずに尚かつどんな部屋の大きさでも使えます。 むしろ、そのサイズのラグを敷けるくらいは床を空けておけるような部屋で暮らしたいものです。

さて、このラグを床にパっと広げた瞬間から、不思議なことにそこが自分の居場所としてはっきりと定まります。何故かと言えば、部屋の床は自分で選んで仕上げたものではありませんけれど、ラグは自分の所有物。そして、ラグの面積分は明らかに自分スペースとして視覚的に認識できるからです。

ラグ自体は自分好みの色であることが肝心なのですが、今から購入するならどんな部屋にもマッチするように、ブラウンかベージュ系を選べば長い目で見ても飽きなくて良いでしょう。
単なるラグごときで!なんて思うでしょうけれど、やがては愛用のひと品になるはずです。

さらにもうひとつ、自分の城づくりに欠かせない事柄をお教えします。
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