近所付き合いのカギは「人」と「人」とのつながり
誰もがほっと癒されるひと時に、うえているだけかもしれません。 |
住宅街に住むYさんは、引っ越ししてきた早々、隣人の女性から、家の前に置いていた段ボールが邪魔と注意され、子供がうるさい、回覧板を早くまわせ、木の枝を剪定しろ……と、ことあるごとに注意され続けていたそうです。あまりにもこと細かく注意されるので、できるだけ関わりを持たないようにしていたと言います。
しかし、その凍りついた関係を解きほぐしたのが、Yさんの6歳になる次男。彼は道端でその女性に会うたびに、挨拶をしたり、無邪気に話しかけるようになったところ、いつからか態度に変化がみえてきたそうです。今では、帰省のお土産をいただく仲になったとのこと。
イヤな人とは関わりたくないというのが人情ではありますが、近所の人と関わらずに過ごすというのは難しいものです。ならば、固く閉ざした心をすこし開いてみては? ちょっとしたことをきっかけに関係が改善されるということも、よくあることのようです。