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遠距離恋愛は、スローライフ派がお似合い?

新生活への道のりはいろいろ。あっというまに新生活を余儀なくされる人、長い歳月を経て自然な形で新生活を送る人。こんな時代にスローライフも乙なもの。

執筆者:All About 編集部

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こころの近さは、住む距離にも影響する?
「『恋人の家との理想の距離は』との質問に、7割以上の男女が30分未満と回答」。これは2007年にHOME'が行ったアンケートの調査結果でした。対象者は20代の若手ビジネスパーソン。こころの距離は、住みたい距離と密接につながっていると言えそうです。

とはいえ、誰もがこんな近い距離に住めるわけでもありません。電話してすぐ会える距離ならまだしも、さまざまな状況から遠距離恋愛となる場合もあるもの。そんな中、遠距離恋愛7年目にしてゴールイン、めでたく新生活を送られているKさんに、遠距離恋愛と近距離恋愛の違い、戸惑いなどをお伺いしました。

知り合ったときから遠距離恋愛が決定づけられていた

遠距離恋愛となったきっかけに、卒業や転勤・転職、家庭の事情をあげる人が多いでしょう。ただ、もともと遠くで暮らしていたもの同士の出会いは、知り合った時から遠距離恋愛が決定づけられるもの。

生まれてから30年足らずの間、東京を離れたことのないというKさんもその一人。学生時代のリゾート地でのアルバイトをきっかけに、関西在住の男性と知り合い意気投合、その後恋愛へと発展しました。Kさんが住んでいる場所は東京。東京と相手の男性が住む京都では、約500キロもの道のり。この差をうめるにはさぞ大変だったのかと思いきや、ゴールインまでは意外に自然にまかせた7年間だったようです。

会う頻度は?

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バスでのんびりと目的地に。
東京と京都という立地。「会うのは月1回ぐらいのペースでしたが、お互いが忙しい時は4ヶ月会わなかったこともありました。会った回数が年3回ほどということも。でも、それはあまりにも少なすぎると感じて……。(笑)その後、せめて月1回は会おうね!と話し合ったんですよ」と。そこには気負いは全く感じられませんでした。

はじめから遠距離恋愛で頻繁に会うことがなかったため、それぞれが充実した一人の時間をも送っていたよう。恋愛のために何かを犠牲に、という感じはありません。

交通費への負担は?

遠距離は時間の調整も大変ですが、やはり負担になるのは交通費かもしれません。新幹線なら東京と京都にかかる交通費は往復2万円以上。

「ただ、私たちは交互に行き来していたので、私の負担はふた月に一度京都に行く交通費。さほど負担は感じませんでした」。たまに、往復数千円ですむ深夜バスを使ったり、JRの普通列車が乗り放題になる青春18きっぷを使ったりといろんな工夫を楽しんでいたそうです。「時には途中駅である静岡や、縁もない中国地方で会ったりしたことも。遠距離恋愛ならではの醍醐味もありました!」とKさんは、つけ加えます。

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